2Dアニメーター,proro Details
カリキュラム内容のご紹介
- SECTION 01
オリエンテーション
01. 講師の紹介- 日本アニメ業界への進出 - 日本アニメの簡単な全作業工程 - 全工程において作画部が担当すること
02. 原画家の役割- 原画と動画の違い - コンテ&演出意図の解釈 - 背景原図の描き方(レイアウト) - ラフ原画(第一原画)+ クリーンアップ
- SECTION 02
アクションの基礎:動きを表現する上でのディテール
03. CLIP STUDIOの使い方- CLIP STUDIOについて - アニメーション作業の基本設定&使用ブラシの紹介 - ライトボックスの使い方 - パース定規の使い方
04. アクションに必要なキャラクターの素体作り- 素体とは - 人体の図形化 - 自分だけの素体の作り方
05. アークとタイミング- アニメーションにおけるアークとは - アニメーションにおけるタイミングとは - アークとタイミングを使ったキャラクターのアクションの描き方
06. お化け- お化けとは - アクションカットにお化けが必要な理由 - お化けの様々な形 - お化けを入れる
07. なびき- なびきの仕組み:フォロースルー - なびきが必要な理由 - カットをよりリアルにしてくれるなびき
08. 背景の動画- 背景の動画とは - パース定規を使って基本的なパースを取る - 動く背景をデザインする - 背景の動画の上を走るキャラクターを描く
- SECTION 03
アクションの応用:強いインパクトとスピード感
09. 誇張された動きと動勢- 現実よりも誇張されたキャラクターのポーズ - 現実のカメラでは撮りにくいアングル - アークとタイミングを組み合わせて作るパンチアクション - 力の作用 - 効果線
10. スローモーション- スローモーションを使った打撃感の強調 - 力の作用を表現するエフェクト - カメラを使った劇的な効果
11. 1対1の格闘- 実写のアクション映画からインスピレーションを得る - 実写映像からアニメ風のキーポーズを決める - 2人のアクションの息を合わせる - 劇的な効果を演出するためにお化けと汗を表現する
- SECTION 04
アクションをより際立たせるFX
12. 煙- 煙のエフェクトの基本的な仕組み - 煙の様々な形 - 煙のエフェクトを活用してカットの効果を爆増させる
13. 破片- 砕け散る破片の仕組み - 破片の様々な形 - キャラクターの力の作用によって壊れた破片
14. ショックコマ- ショックコマとは - ショックコマの様々な例 - ショックコマのリスク
- SECTION 05
ロングテイクアクションカットの制作実習
15. ステップ1:アクションカットのコンテ- 作りたいシーンの資料を探す - 演出を構想する - アクションに必要な大きな動作 - パースコンテに背景を描く - 見る人の視線の流れを考慮したシーンの設計方法
16. ステップ2:アクションカットのレイアウト- レイアウトとは - コンテを解釈する&実写の参考資料を探す - 実写よりもアニメ風の画面にするコツ(広角の背景) - 広角/望遠レンズの違いについて - 背景のパースに合ったキャラクターを描く
17. ステップ3:大ラフ- 動きの参考になる実写資料を探す - 必要な格闘技動作のキーポーズをラフに描く - 全体的な流れをチェックする
18. ステップ4:ラフ原画1- 素体の上にキャラクターのラフを描く - 背景とパースを正確に合わせる - 動きを整える
19. ステップ5:ラフ原画2- お化けを表現する - 必要なエフェクトのアニメーションを作る - BOOKのスライドで迫力を演出する
- SECTION 06
撮影とタイムシート
20. 撮影- アクションカットによく登場するカメラ指示について - これまで作業したカットにカメラエフェクトを追加する - 完成したカットから動画に仕上げる
21. タイムシート- タイムシートの重要性 - タイムシートの書き方 - タイムシートにカメラへの指示を作成するコツ - カットの完成度を上げるための指示
22. 最後に- アニメーターの心得 - より良い作業をするために知っておくべきこと - 日本でアニメーターとしてデビューする