SketchUpとTwimmotionで作るリアルタイムレンダリング空間
講座詳細
こんにちは、沖縄を拠点に建築設計とYouTubeの発信を行う建築士の松本岐成/Kii-です。現在は独立して建築設計を行う傍ら、建築設計事務所での住宅設計や3Dパース制作業務で培った技術を元に、iPadを使用した建築アプリ活用術をYouTubeにて発信しています。
SketchUpとTwinmotionは操作性がシンプルだからこそ、使い方を工夫することで魅力的なCGパースを制作することができます。本講座では、効率的な作業ノウハウと、光や植栽等の細かい調整によるリアルなCGパースを作る術を伝授します。単なる操作解説を超え、皆様の仕事の幅を広げる確かな技術をお届けします。
該当の分野を勉強している方、この講座を受講しようか悩んでいる方は、どのような部分に課題を感じているでしょうか?本講義を通じて、そのような部分をどのようなプロセスで解決できるでしょうか?
この講座を受講される方の多くは、「独学では効率的に作業が進まない」「よりリアルに見せる工夫が分からない」「SketchUpは簡単そうに見えるけれど、実際に使うと細かな部分でつまずく」といった悩みを抱えているかと思います。また、求められる成果物の精度もさまざまで、アイデア出し用のシンプルなモデルから、クライアントへの提案に使う高品質なCGまで幅広い対応が求められます。本講座では、私が日頃CG外注業務で実践している制作工程を一から学ぶことで、初心者から中級者の方まで、作業効率の向上やリアルな表現を実現するためのコツを身につけていただけます。
建築業界を目指されたきっかけを教えてください。
私の実家は、木の骨組みと屋根までは大工さんが作り、残りを父がDIYで仕上げてくれました。小学生の頃、その作業を眺めながら「面白そうだな」と感じたのがきっかけです。やがて実家の近くの森で秘密基地を作るうちに、「本格的に家を作ってみたい」と思うようになりました。建築といっても分野はさまざまで、大きく構造・意匠・設備・環境などに分かれますが、私はその中でも特に意匠と環境を重視した設計をメインに行っています。
受講生の方へのメッセージをお願いいたします。
3DCG制作ソフトの中でも、SketchUpとTwinmotionは特に操作性に優れたツールです。シンプルだからこそ、使い方を工夫したり、建築・光・植栽計画などの知識を活かすことで、より効率的で魅力的なCGパースを制作しやすい点が特徴です。CGをうまく活用することで、作業効率の向上や新たな挑戦へのきっかけになれば幸いです。
建築の仕事を行う上で大切なポイントについて教えてください。
建築士は、さまざまな要素を総合的にまとめる力が求められる職業です。また、一方の要素に偏らず、全体のバランスを考えることも重要です。たとえば、使いやすさや構造的な安定性だけを追求しすぎると、単調なデザインになってしまいます。私は建物の機能性をしっかりと考慮しながらも、ワクワクするような面白さや遊び心を感じられるデザインを心がけています。

モデリングを進める上での考え方
CGの構造と仕組みを根本から理解し、曲線や複雑な形状のモデルを作成する技術を習得。ツールの表面的な操作だけでなく、立体を構築するためのノウハウを実践課題を通して学びます。

作業を効率化するための応用力
SketchUpのツールはそれぞれがシンプルな仕組みとなっており、組み合わせて使うことで作業の効率化につながります。ツールを複合的に活用することで、複雑なモデリングも最短手順で実現する時短テクニックを学びます。

空間的な視点
3D空間内での作業に慣れることで、より良いパースのアングルを検討したり、作業性を向上させたりすることができます。実践課題を通し、平面図だけでは捉えきれない空間の奥行きや広がりを、直感的に把握する視点を身に付けます。

照明レイアウトの考え方
実際の建築設計における照明計画に基づき、人工光を緻密に配置して居心地の良い空間を演出する方法をお教えします。光をコントロールし建築パースに深みと情緒的な雰囲気を与えるライティング術を解説します。

ファイル管理の重要性
一見簡単な内容に捉えられますが、プリセットやデータの読み込みを多用するCG作成ではファイル管理はとても重要です。データの整理と他ソフトとの相関性を意識したファイル管理は直接的に作業効率の向上につながります。
Twinmotionでの動画作成
Twinmotionを使用し、よりリアルなパースを制作するノウハウを伝授します。テクスチャ―調整をはじめ、地形の整え方や見栄えする外部植栽の配置方法まで、魅力的な空間表現を叶えるスキルの習得を目指します。
1.自己紹介- 自己紹介 - 制作する上での考え方や大事にしている事について - 本講座の構成・流れ・学びのポイント
2.3Dモデリングによる建築物の表現- 3Dモデリングによる建築物の表現 - 建築設計の各工程における3DCGの活用例 - 制作工程 - データ形式とSketchUPとの相関性
3.SketchUpを始める前に-Sketchupのアカウント作成方法 -料金プランのそれぞれの違いとおすすめ -レンダリングソフト紹介
4.基本的なツール使用解説① 操作画面-インターフェイスの解説、画面・アングル移動(PC版の説明含む) -単位の設定 -線、面、影の表示の切り替え -Undo、Redo -数値入力 -データのImport、Export
5.基本的なツール使用解説② モデル作成-選択、作図一式、消しゴム、基準線、押出しツール -移動、回転、複製、反転、スケーリング -ペイント、寸法、断面平面
6.基本的なツール使用解説③ オブジェクト管理-タグ機能について -グループ化、コンポーネント機能の紹介と注意点
7.基本的なツール使用解説④ Viewツール-カメラアングルの固定、AR、データの共有など
8.TVボードの制作①(現場打合せ用モデル)-現場打合せに適したモデリング -完成モデルを元にした構成要素の解説 -簡単な制作工程の解説 -作業効率化のポイント(よく使うモデルのストック) -図面の読み込み(画像データ) -ボリューム出し、墨出し -効率的な基準線出しの方法(メジャー、矩形ツール) -スナップ表示の種類と機能
9.TVボードの制作②(現場打合せ用モデル)-ざっくりとした形取り -マテリアルのインポートと作成 -データ軽量化のポイント -マテリアルの割り当て(木目、鉄) -割り当てタイミングの解説 -扉の作成 -反転複製 -コンポーネント機能の解説 -扉、欄間等の取り付け -3D WarehouseからTVモデルのインポート、配置
10.デスクとPCの制作①(よりリアルなレンダリングに適したモデル)-よりリアルなレンダリングに適したモデリングの解説 -完成モデルを元にした構成要素の解説 -簡単な制作工程の解説 -画像、寸法表を元にした平面の作図 -ざっくりとしたボリュームの作成 -曲線を使った墨出し
11.デスクとPCの制作②(よりリアルなレンダリングに適したモデル)-ディテールの作成、よりリアルな表現方法の解説 -マテリアルの作成と割り当て、レンダリングを前提にしたポイント -反転複製、結合 -3D Warehouseからマウスのインポート、配置
12.デスクとPCの制作③(よりリアルなレンダリングに適したモデル)-ツールを用いたパターン検討
13.工程説明-完成モデルを元にした構成要素の解説 -簡単な制作工程の解説
14.下絵の読み込み、平面情報作成-スケッチ写真の下処理と読み込み -スケッチ写真の模写(なぞる) -各部位ごとのグループ化、タグの振り分け -オブジェクト管理方法の解説と使い分け(後の編集時の効率化) -マテリアルの作成、割当て -マテリアル割当て時の注意点と対処法 -立体化
15.建具(窓、戸)の作成-窓枠のくり抜き、アルミサッシのはめ込み -作り置きした建具モデルのポイント紹介 -特殊な建具(木製、両開き扉)の作成
16.仕上げ材のモデリング-内装仕上げの切り替わり目地のディテール -外装仕上げ材 -細かく作る仕上げ材と、テクスチャーで完結する仕上げ材の違い -タイルテクスチャーの注意点(割り付けについて)
17.造作家具作成・配置-キッチン一式の作成、インポート -簡単な造作家具の作成、インポート
18.照明、天井の作成-天井作成、照明器具配置
19.周辺環境-隣接する建物、前面道路 -植栽
20.モデリングデータの共有-プレゼンテーション機能の使い方(シーン保存、陰影、断面イメージ) -3Dデータ共有
21.Twinmotionを使ったリアルタイムレンダリング ※PC使用-SKPデータのインポート -Twinmotionの簡単な操作 -リアルなビジュアルを作る設定ポイント
22.工程説明-完成モデルを元にした構成要素の解説 -簡単な制作工程の解説
23.屋根以外の躯体-図面の読み込み -3D作成下絵用CADの形式と必要な下処理 -各部位ごとにグループ化、タグの振り分け -オブジェクト管理方法の説明と使い分け(後の編集時の効率化) -マテリアルの作成、割り当て -マテリアル割当て時の注意点と対処法 -躯体の立体化
24.建具(窓、戸)-窓枠のくり抜き、アルミサッシのはめ込み -作り置きした建具モデルのポイント紹介 -特殊な建具(木製、両開き扉)の作成
25.仕上げ材のモデリング-内装仕上げの切り替わり目地のディテール -外装仕上げ材 -細かく作成する仕上げ材と、テクスチャーで完結する仕上げ材の違い
26.キッチン、造作家具-キッチン一式の作成、インポート -簡単な造作家具の作成、インポート
27.天井作成、照明配置-天井作成、照明器具配置
28.屋根-寄棟屋根、瓦の配置 ※瓦はインポート
29.観葉植物の配置-外構の作成(内部観葉植物など)
30.Twinmotionを使ったリアルタイムレンダリング ※PC使用-SKPデータのインポート -テクスチャー調整のポイント -画像データの取り込み方法 -地形の整え方(凹凸、材質境界線の整え方) -外部植栽の配置(配置方法、見栄えの良い植物配置のポイント)
31.モデリングとレンダリングのポイント-モデリング時の効率化のポイント -モデリング時のよりリアルな表現を叶えるポイント -レンダリング時の光、陰影、アングルのポイント -レンダリング時の植栽配置のポイント
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
- SketchUp Go
- Twinmotion
- Jw_cad
※SketchUp GoはiPadを使用します。
※その他プログラムはPCを使用します。