アートディレクター,茂村巨利_시게무라 Details
トレーラー
アートディレクター
茂村巨利
タイポグラフィへの理解を深め
ロゴデザインの完成度を上げるノウハウ

デザイナーとして30年以上活躍を続け、
多くのクライアント案件を担当し
多数の受賞歴を誇る茂村巨利。
今回の講座では、ロゴデザインを行う前段階の
「タイポグラフィ」への理解を深めることで、
実務のスキルアップにつなげる
ノウハウをお教えします。
まず、タイポグラフィの基礎知識を解説し、
欧文や日本語版の違い、
目線の流れを理解することで
変化するデザインなど、
デザインを構成する項目の
基本的な知識を項目ごとに説明。
コミュニケーション要素として
一番多いタイポグラフィを
一つの部品として捉えながら、
完成度の高い部品作りを
実現するための方法をお教えします。
また、
1. 本質を捉える
2. 造形を追わない
3. 耐久性を高める
という3原則に沿って
ロゴデザインとして成立させる
テクニックを詳しく解説します。
後半では実践編として、
コンセプトの抽出やロゴタイプの設定、
シンボルとロゴタイプの
基本形の組み合わせなど
ロゴデザインの制作スキルを習得。
最後に、茂村巨利が制作した
ロゴデザインを解剖しながら
クライアントからの要求をどう理解し、
プロジェクト全体を仕上げていくか、
その過程を詳しく紹介します。
タイポグラフィを理解しているからこそ
成立するロゴデザインのテクニックを
Colosoで体験してください!

講座情報
本数:22本の映像
難易度:初級・中級
無期限視聴

使用プログラム
Illustrator 27.2
※バージョンに関しては、27.1以上を推奨します。

動画情報
オンラインVOD
オーディオ:日本語

講座特典
講座内で使用するPDF資料提供
多数の大手クライアント担当など
30年以上の経歴を誇る
茂村巨利のポートフォリオ
例題に沿ってタイポグラフィへの
理解を深めながら
ロゴデザイン制作のスキルを磨きます
-
文字を知る基礎知識
-
ロゴを作る時に知っておくべき文字のエレメント
-
フォントの解剖と分析
-
ロゴを作る時に必要な造形論
-
文字を組む実践テクニック
-
文字の筆順の重要性
-
シンボルの制作
-
タイポグラフィとの組み合わせ
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
茂村巨利
アートディレクター
はじめまして。
アートディレクターの茂村巨利です。
タイポグラフィをベースとした
ブランディングやグラフィックデザインの
仕事に携わっています。
近年では、VI・CIにとどまらず、
ブランディング構築の
クリエイティブディレクターとして
プロジェクトの全体を
管理する仕事も担っています。
また、大学や企業では
「ロゴデザインから始まる
ブランディング」講義や、
中学生対象の「キャリア教育授業」も
担当しています。
そして「日本タイポグラフィ年鑑」、
「福岡広告協会賞」などの
審査員も務めています。
私の専門分野はタイポグラフィなので、
人間の最大の
コミュニケーションツールである
「言語」を大切にして
デザインをしています。
その知識と経験を活かして、
言葉の持つ意味、ネーミング、
ロゴデザイン、キャッチコピーなど、
長期的にプロジェクトに携わっています。
日々「コミュニケーションとは何か」と
自問自答しながらデザインと向き合い、
「わかりやすくてカッコイイ」
さらに、ビジネスとして「成り立つ」ように
クライアントファーストを
心がけた仕事をしています。
よろしくお願いいたします。


茂村巨利
現) アートディレクター
【経歴】
NPO法人 日本タイポグラフィ協会 理事
九州アートディレクターズクラブ 正会員
山口至剛デザイン室などを経て、2011年「茂村巨利デザイン事務所」設立
九州産業大学芸術学部デザイン科インテリアコース 卒業
【主な仕事】
【ロゴデザインとVI計画】
「FINA 世界水泳2022 福岡 おもてなしロゴ」(福岡市)/「ツール・ド・九州」(一般社団法人ツール・ド・九州)/「西部ガス ホールディングス グループ ロゴタイプ」(西部ガス)/「フンドーキン CMタイトル」(フンドーキン)/「LACHIC」(三越)/「福岡銀行ユニバーサルデザイン計画」みんなにやさしいシンボルマーク(福岡銀行)/「えきさいど横丁」(JR九州)/「エキサイド博多」(JR九州)/「株式会社 電通 正式社名ロゴデザイン」(電通)
【サイン計画】
「鹿児島中央駅サイン計画」(JR九州)/「北九州LNG本社」(北九州LNG)/「新幹線700系ピクトグラムのデザイン」(JR九州)
【ブランディング】
「JR九州ホテルズ&リゾーツホールディングス株式会社」(JR九州ホテルズ)/「九州地方知事会_九州ロゴマーク」(九州地域戦略会議)/「福岡県海外観光誘致ブランド向上事業」(福岡県)/「令和の里 坂元八幡宮」(太宰府創世協議会)/「八女市_特産物ブランド開発事業」(八女市)/「吉川工業株式会社」/「肥後製油株式会社」
など多数
【受賞】
2023年 日本タイポグラフィ年鑑2023[ロゴマーク部門]入選
2022年 世界水泳選手権2022おもてなしロゴ[最優秀事業者]
2021年 第54回造本装幀コンクール2021[読者推進運動協議会賞]
2021年 日本パッケージ年鑑2021・3点入選
2019年 日本タイポグラフィ年鑑2019[グランプリ]受賞 など多数
この講座のポイント
タイポグラフィの
基礎知識を解説
ロゴデザインを作る前に知っておくべきポイントとして、タイポグラフィはどこを基準として設計されているのか、がフォントの中に全て詰まっています。まずは、タイポグラフィの基礎からしっかり学んでいきます。

覚えておきたい
ロゴデザインの3原則
本質を捉えたロゴデザインとは、プロジェクトを理解して可視化できるか、がポイントです。ロゴデザインを明確にユーザーに伝えるために、覚えておきたい「3つの原則」についてお伝えします。

タイポグラフィの知識に基づいたロゴデザインのテクニック
言語をコミュニケーションツールとしたロゴデザインのアイデアは、文字の造形に捉われない斬新な造形を発想させます。タイポグラフィを駆使し、斬新なロゴデザインの可能性を解説します。

講座内容
下記のような内容を
学べます。
-
文字の作りや意味を知る
タイポグラフィの基礎知識欧文はベースラインを基準としたラインシステムデザインであり、和文は仮想ボディを基準とし骨格でデザインされている、といった文字の作りについて、基本からわかりやすく説明します。 -
既存のフォントを解剖して
理解を深める文字の作りロゴデザインを作る時に必要な造形論は、「文字を知ること」です。既存フォントのエレメントを知り、読みやすいように設計された既存フォントを理解することで、ロゴデザインの作り方を学ぶことができます。 -
印象が変わる
文字の組み方のノウハウ文字の行間設定や字間設定は、錯視により、縦組みと横組みで印象が変わります。目線の流れや面積比を理解し、ロゴデザインをどうするべきかの設計テクニックについてお伝えします。
-
プロジェクトにおける
ロゴデザインのヒエラルキーロゴデザインは、プロジェクトにおいてどの位置にあり、いかにコミュニケーションするかをお教えし、クライアントをデザイン武装させる方法を紹介します。 -
これだけは意識するべき
ロゴデザインの3原則コンセプトやアイデアを形にする際に重要な3原則は、1.本質を捉える、2.造形を追わない、3.耐久性を高める、ことです。ロゴデザインとして成立させるためのテクニックを説明します。 -
実践を基に解説する
ロゴデザインのテクニックロゴデザインの背景、課題、目的、コンセプト、チャレンジ、そしてゴールを想像して全体像の設定を行い、客観的な視点で理論とアイデアを深掘りしてデザインするテクニックを、実践的に解説します。
(자동 구성) 가격이 인상됩니다.
カリキュラム
カリキュラム内容の
ご紹介
SECTION 01. オリエンテーション
01. 自己紹介
- プロフィール
- これまでの主な作品のデザインコンセプトとロゴデザインの紹介
SECTION 02. タイポグラフィの基礎知識
02. ロゴを作る時に知っておくべき文字のエレメント
- 欧文のエレメントの名前
- 欧文はベースラインを基準としたラインシステムでデザイン
- 和文のエレメントの名前
- 和文は仮想ボディと骨格でデザインされている
SECTION 03. フォントの造形を理解する
03. 実践編01_既存のフォントを解剖してみる
- ロゴを作る時に必要な造形論
- 既存フォントのエレメントを理解する
- そろって見えるように設計された既存フォント
04. 実践編02_タイポグラフィの理解と組版
- タイプフェイスを理解する
- 造形の錯視を理解する
SECTION 04. タイポグラフィの見え方、見せ方のテクニック
05. タイポグラフィと組版と設計
- 文字の行間設定は、錯視で縦組みと横組みの見え方が違う
- オリジナルのタイプフェイスは縦組みと横組みで設計テクニック
06. 欧文組版と日本語組版の違い
- 文字組は読み手の目線の流れを意識する
- 欧文フォントの名前に注目
07. 組版で見せたいところがわかる
- 目線の流れを理解するとデザインが変わる
- あえて目線を外すデザイン
SECTION 05. タイポグラフィの基本テクニック
08. 実践編03_文字を組む実践テクニック
- デザインは必ず基準を作るところからスタートする
- 文字間のツメの調整テクニック[欧文編]
- 文字間のツメの調整テクニック[和文編]
09. 文字は組み方で印象が変わる
- フォントのセレクトの仕方
- 高級感からカジュアルまでの文字組み
- 文字間設定が上手くなる訓練の仕方
SECTION 06. タイポグラフィを理解しロゴデザインをする
10. ロゴデザインのヒエラルキー
- デザインメソッド
- ロゴデザインはどこの位置にあり、いかにコミュニケーションするか理解する
- クライアントをデザイン武装させる方法
11. 実践編04_文字の筆順を意識する_欧文編
- 文字の書き順の流れでロゴの造形が変わる
- ロゴを作るときに筆順を意識したデザインテクニック
12. 実践編05_文字の筆順を意識する_和文編
- 書の書法や骨格を意識する
- 書を理解していればデフォルメしても人は文字として認識する
13. 実践編06_ロゴデザインの3原則_①
- 本質を捉えロゴとして成立させるテクニック
- 成立とは何か
14. 実践編07_ロゴデザインの3原則_②
- ロゴデザインのアイデアは造形を追わない
- コンセプトを形にするテクニック
15. 実践編08_ロゴデザインの3原則_③
- ロゴデザインの耐久性を高める
- 造形を数値管理するポイント
SECTION 07. ロゴデザイン制作
16. 実践編09_シンボルの制作
- ロゴデザインの背景、課題、目的、コンセプト、チャレンジ、そしてゴールを想像し全体像の設定をする
- デザインの柱がどこにあるかを掘り起こす
- デザインの方向性を絞り込む
- 客観的視点で理論とアイデアの深堀をしデザインする
17. 実践編10_タイポグラフィとの組み合わせ
- 細かいブラッシュアップテクニック
- デザインが固まってきたら展開する
- 基本形バージョンの制作
- 色、書体などフォーマット化する
SECTION 08. 実践から見るロゴデザインのテクニック
18. 九州ロゴマークができるまで_①
- キーワード出しからアイデア出しまでの下調べ
- デザインのフォーカスポイントの決定
19. 九州ロゴマークができるまで_②
- ロゴデザイン制作過程
20. 九州ロゴマークができるまで_③
- カラーコンセプトの設定
21. 九州ロゴマークができるまで_④
- ブランディングを見据えた展開
SECTION 09. 最後に
22. 自分の引き出しの作り方
- デザイナー目線での生活習慣
- 引き出しを増やす着目点
- 自分だけのデザインスクラップの作り方
インタビュー
アートディレクター
茂村巨利が
お話したいこと

講師さまがお考えになる、デザイン分野においてのロゴデザインの市場性、展望についてお話ください。
SNSなどのコミュニケーション・メディアの普及率の高さやパンデミックにより、急速にデジタル化が定着してきたように感じます。近年は、広告業界にもモーショングラフィックスが多く見受けられます。ポスターは「足を止めさせる」事をひとつの目的としていて、デジタル・メディアの世界での動画は「目と指を止まらせる」目的があると思います。また、デバイスによる購買が増えてきたため、ロゴデザインは、シンプルでわかりやすくなければならないと思いますし、その中でもタイポグラフィを駆使して、いかにコミュニケーションを図るか、が重要だと考えています。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
新人の頃は経験も知識もないため、自分らしさとは、個性とは何か、と悩んだ時期もありました。そこで、まず自分が何を考えているかを探すよりも、何を感じるかに特化しようと思いました。
当時から今でも続けていることは、とにかく街に出て、少し遠回りして歩いてみることです。職業柄デスクワークになりがちですが、街に出て、ビルボードを見たり、歩いている人のファッションを見たり、テレビ、CM、ラジオ、音楽、全てのジャンルに興味を示すことから始めました。真っ直ぐ街を歩くのではなく、振り返ってみて、世の中を360°観察するようにしました。今、どんな色や形のファッションが流行っているのか、広告やグラフィックは、何をコミュニケーションしようとしているか、どんなフォントが良く使われているのか、を観察しました。毎日の通勤時間では、駅の広告やサインなどの文字間が上手く設定されているのか、もし自分が同じ内容でデザインするとしたらどうするか、など自分なりの目を鍛えあげました。
街はデザインで溢れています。自分の観察力は、洞察力に変わってきます。経験は直感(ヒラメキ)を生み、自分の財産になります。毛嫌いせずに色々なことに興味を持つことと、チャレンジして経験してみることが大切だと思います。
ロゴデザインを企画するにあたって、大切なポイントは何になりますか?
ロゴデザインのクオリティアップは、INSPECT(下調)、CONCEPT(概念)、LOGIC(理論)、MOLDING(造形)の積み上げが、DESIGNという最終形を生み出します。この積み上げをしないままプロジェクトを進めることは、とても危険ではないか、と考えています。最終的なデザインのテクニックは、仕事を続けていくことで、次第に時間と共に慣れてきます。ロゴデザインという可視化された部分と、ロジックという見えない部分の積み上げが、造形に宿り、エンドユーザーの心に響くロゴデザインになると思います。
使用プログラムについて
ご案内します。
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Illustrator 27.2
※バージョンに関しては、27.1以上を推奨します。

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