キャラクターペイント:スケッチから仕上げまで
講座詳細
キャラクターペイントのための効率的なワークフロー
キャラクターペイントのための効率的なワークフローを、初期スケッチから最終的な完成作品まで、ステップごとに専門的かつ効率的に紹介し、業界レベルの印象的な結果を生み出せるようにYuhongがサポートします。

複雑な光源の活用戦略
光を使って形態、ボリューム感、個性を表現する方法をマスターします。複数の光源を活用したペイントは難しいかもしれませんが、Yuhongがこれを明確で実践的な戦略に分け、すぐに作業に適用できるように解説します。

明暗と形態デザイン
リファレンスの複雑なディテールを単純化し、自分流の芸術的感覚と視覚的魅力を盛り込んで、強力かつ意図的な明暗と形態デザインに変える方法を学びます。

観察とディテールなレンダリング
最高レベルの結果を生み出すためにキャラクターを整えましょう。鋭い観察力と実行力を駆使して、Yuhongがみなさんのデザインをより説得力のあるリアルな作品に仕上げ、ターゲットの心を掴む方法を紹介します。

写実主義ベースの色の理論
色の選択は主観的ですが、本講座ではリアルな色彩の適用に隠された理論と論理に焦点を当て、実際の人間の肌トーン、正確な照明、リアルなテクスチャを実現する方法を紹介します。

キャリアインサイトと専門家によるアドバイス
Yuhongは受講生に、専門アーティストとして成長した自分の個人的な道のりを共有し、エンターテインメント業界でのキャリアを築く方法を紹介します。持続可能な創作活動を構築し、困難を乗り越え、アーティストとして成長するために必要な要素を学びましょう。
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01. オリエンテーション- キャラクターイラストの概要 - 業界においてペインティング能力が重要な理由 - 本講座で解決できる課題 - デザインとイラストの違い
02. ソフトウェア設定- Photoshopの設定 - ブラシガイド
03. 名作から学ぶビジュアルライブラリの構築- Yuhongに大きな影響を与えたアーティストと、彼らから学べるポイント
04. 作業プロセスの紹介- 作業プロセスの紹介:ムードボード、線スケッチ、クイックなブロックイン、ディテール線の追加、仕上げ
05. ジェスチャー- 遠近法、ジェスチャー、トレンド - C・S・I・D・Z型の形状の適用方法 - 直線と曲線の使い方
06. スケッチのデモンストレーション- リファレンスをもとにした3つのクイックスケッチによるキャラクターブレインストーミング
07. 形態- 良い形と悪い形 - 大・中・小の形態 - 長い線と短い線が生み出すリズム - リアルな形態と様式化された形態 - 形態を使ってより多くの情報を伝える方法
08. トレンドとパス- 形態デザインのテクニックとしての「トレンド」の紹介 - 視線の流れを意識した形態の配置 - 構造を示すための線の使い方
09. 線画のデモンストレーション1- リファレンスをもとにしたシンプルなオブジェクトのドローイング - 後の作業に活かすための線画の描き方
10. 線画のデモンストレーション2- ラフスケッチから精緻な線画への展開 - リファレンスを活用し、形態をもとに判断するプロセス
11. 光源の単純化- さまざまな光源タイプの分析 - ボリューメトリックライトとエフェクトライト - 混乱せずに複数の光源を設定する方法 - 光のフェージングとアンビエントオクルージョン
12. 照明の基礎理論- 形態と明暗の単純化 - 明暗形状の決定 - 固有色にバリエーションを持たせる方法 - 明暗のコントロール
13. 色の形態- 色の形態の分析と適用方法
14. 明暗ブロックインのデモンストレーション- 線画をもとに、レイヤーを使って光と影をブロックインする
15. 色彩調和- 環境光が周囲に与える影響の分析 - 写真や絵画を用いた環境光の分析 - 色彩調和を使って異なる固有色を統一する方法
16. リアルな色を塗る方法- 固有色の変化や環境の影響をもとに色を加える方法 - 色相環を使った色の判断 - リアルな色表現のためのビジュアルライブラリ構築用リファレンスの探し方 - スクリーンキャプチャ研究の重要性
17. 現実を超えて- 伝統的な画家から学ぶ - 巨匠画家のパレットを実際の制作に適用する
18. 彩色テクニックのデモンストレーション 1- レイヤーを使って色のバリエーションを加える
19. 彩色テクニックのデモンストレーション 2- 明暗ブロックインで設定した照明をもとに色を加える - 早い段階での仕上げ工程の開始 - ブラシストロークの整理とクリーンアップ
20. 仕上げの基礎理論- 仕上げにおける自然理解と個人的表現の捉え方 - リファレンスの選定と、ディテールの存在を見極める視点 - 要求に応じた異なる仕上げレベルの考え方
21. テクスチャ表現の技法- リアルなテクスチャを作り出す方法 - 肌、髪、布など、よく使われるテクスチャの描き方
22. 仕上げのデモンストレーション- 仕上げ工程の全体を見せる長時間デモンストレーション
23. 学習の道のりとスタイル選択- 過去10年間の学習経験 - スキルのスランプを乗り越える方法
24. フリーランスガイド- フリーランスアーティストになるべきかの判断 - フリーランス生活の実際 - クライアントの見つけ方 - 仕事を受けるかどうかの判断基準 - 価格設定戦略と契約 - 詐欺への注意と対策
25. 正社員としての就職- 面接プロセス - 面接でやるべきこと・避けるべきこと - アートテスト - 就職先が見つからないときの悩みと課題
26. 業界の枠を超えたキャリア- アーティストとしてのキャリア開発 - AIの現状と個人的な考え - 収入のバランス管理 - 自分だけのユニークな強みの定義 - テーマ選択 - 個人IPの開発 - ファンアート戦略 - 提案とまとめ
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Photoshop
※円滑な受講のため、最新バージョンのご使用を推奨します。
Yuhong Dingは現在、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションでコンセプトアーティストとイラストレーターとして活動しており、キャラクターデザイン、環境アート、クリーチャーデザイン、イラストなどの様々な分野で専門性を発揮しています。
School of Visual Arts in New Yorkを卒業したYuhongは、『リーグ・オブ・レジェンド』『マジック:ザ・ギャザリング』『ダンジョンズ&ドラゴンズ』など、有名なエンターテインメント作品に関わっています。これらの作品を通じて、彼はリアルなディテールと想像力あふれる世界観構築を巧みに融合させ、アニメーションおよびゲーム業界で多芸多才な人材として評価されています。
スタジオプロダクションでの活動に加え、Brainstorm Schoolでは講師としても活動し、教育コンテンツや作業プロセスのデモンストレーションを通じて芸術コミュニティと積極的な交流を続けています。そのアプローチ方法は、フォトバッシュやAIベースのワークフローというよりは、伝統的なデジタルペイントテクニックを強調し、専門家レベルの原画とイラストに対する明確な洞察を提供します。
ArtStation、Instagram、Twitchなどのプラットフォームを通じて、Yuhongは業界の専門家から志望者まで誰もが気軽に交流できるアーティストとしての存在感を示し、原画分野の熟練した実務者であると同時に、献身的な教育者としての立場を確立しています。
このテーマを選んだ理由は何ですか?
私はたくさんのアーティストに会ってきましたし、私にもそのような時期がありました。素敵な人物画は描けて模写も得意だけれど、独創的な作品を作ろうとすると、急に何もかも難しく感じる人がいると思います。思ったとおりに結果が出なくて挫折感を感じることがあります。素晴らしいデザインアイデアはあるものの、それを視覚的に説得力のある方法で表現するのが苦手な方も多いです。
この講座はそういった問題を解決するためものです。基本的な絵やデザインの実力を備えていて、次のステップに進みたいアーティストが、想像力を活かして自信を持ってキャラクターを描くための講座です。
他の講座と比べてこの講座が持つ強みは何ですか?
ほとんどのイラスト講座は、キャラクターペイントについて簡単に説明するだけで終わります。大きなパッケージの中でも一部の講座しか扱っていません。この講座は違います。キャラクターペイントに焦点を当て、キャラクターをリアルかつ美しく描くために必要なことを、基礎から応用まで幅広く扱います。
鋭い観察方法から細かい仕上げまで、明確で効率的なプロセスが学べます。受講を終えるころには、仕上げの段階で具体的な方向性が決まっているでしょうし、独創的でリアルなキャラクターを作り上げる自信がついていると思います。
この業界で必要なスキルや「必須」ツールには何がありますか? その理由は何ですか?
私が考えるに、個人のスタイルに関係なく、すべてのアーティストがマスターすべき必須の要素は二つあります。
1.ゆるぎない絵画の基本テクニック。どのテーマを扱っても、純粋な抽象でない限り、現実世界とつながっていれば、しっかりした基本テクニックが作品に説得力と視覚的な魅力を与えます。形態、色、明暗に対する理解が深いほど、最終的な結果を自分の思いどおりに、自由に実現できます。
2.効率的で個別化されたワークフロー。ワークフローは単なるルーティンではありません。知識を適切なタイミングで正しい順番に適用し、一貫性のある結果を生み出す方法です。明確なプロセスがないと、熟練のコンセプトアーティストでさえも実践に困惑することがあります。良いワークフローは、普遍的で繰り返し可能であり、個人プロジェクトと専門的なプロダクション環境の両方において有用であるべきです。
本講座では、強固な基本テクニックを習得し、効率的なワークフローを構築する、この二つに集中します。私がこれまでのキャリアを積み重ねる中で、自信を持ってリアルなキャラクターを描くために役立った方法やインサイトを共有することが私の目標です。
この業界に対するよくある誤解は何ですか? また、どうすればそれを解くことができますか?
この業界に対するよくある誤解の一つは、特定のスタイルが他のスタイルより優れていると考えることです。私はそれが完全に間違っていると思います。優れているスタイルは存在しません。芸術は、ただ芸術家がそれぞれの方法で自分を表現する手段に過ぎません。専門家の世界では、アーティストのスタイルはほとんどプロジェクトの要求によって変わります。
例えば、『バルダーズ・ゲート3』『リーグ・オブ・レジェンド』『ペルソナ5』は、それぞれが完全に異なる視覚的方向性を持っていますが、各ゲームの固有の世界観とターゲットに完璧にマッチしています。好みのスタイルがあっても、それはあくまで個人の好みに過ぎず、作品の善し悪しには関係ありません。だからこそ、どんなスタイルを追求しても自分を信じて、自分の道を進んでください。他人の意見に振り回されず、自分の方向性を疑わないでください。かといって、他人の意見を完全に無視してはいけません。すべてのスタイルには、それぞれに目的と美しさがあります。
[現在] - ソニー・ピクチャーズ・アニメーションのコンセプトアーティスト [主なプロジェクトおよび受賞歴] プロジェクト: - 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』 — イラスト - 『マジック:ザ・ギャザリング』のユニバースビヨンド — イラスト - West Studioとコラボレーションした『リーグ・オブ・レジェンド』のスプラッシュアート — イラスト - West StudioとコラボレーションしたAAAレベルの未公開タイトルプロジェクト — キャラクターデザイン - Final Strike GamesとコラボレーションしたAAAレベルの未公開タイトルプロジェクト — キャラクターデザイン - Alan Lynch Artistsと多数の表紙作業 — 書籍の表紙イラスト - Shared Creators Incとコラボレーションした未公開プロジェクト — イラスト - 369 Studioとコラボレーションした『MetalCore』 — イラスト - Gamevision studioとコラボレーションした未公開プロジェクト — キャラクターデザイン - Goose Byteとコラボレーションした『THE SIGNAL:Stranded on Sirenis』 — キャラクターデザインなど 多数受賞: - ArtStationチャレンジ『Medieval:Back and Forth』(2023)、3位
[現在] - ソニー・ピクチャーズ・アニメーションのコンセプトアーティスト [主なプロジェクトおよび受賞歴] プロジェクト: - 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』 — イラスト - 『マジック:ザ・ギャザリング』のユニバースビヨンド — イラスト - West Studioとコラボレーションした『リーグ・オブ・レジェンド』のスプラッシュアート — イラスト - West StudioとコラボレーションしたAAAレベルの未公開タイトルプロジェクト — キャラクターデザイン - Final Strike GamesとコラボレーションしたAAAレベルの未公開タイトルプロジェクト — キャラクターデザイン - Alan Lynch Artistsと多数の表紙作業 — 書籍の表紙イラスト - Shared Creators Incとコラボレーションした未公開プロジェクト — イラスト - 369 Studioとコラボレーションした『MetalCore』 — イラスト - Gamevision studioとコラボレーションした未公開プロジェクト — キャラクターデザイン - Goose Byteとコラボレーションした『THE SIGNAL:Stranded on Sirenis』 — キャラクターデザインなど 多数受賞: - ArtStationチャレンジ『Medieval:Back and Forth』(2023)、3位