完成させる力を鍛え、可愛いを引き出す美少女造形スキル
講座詳細

ZBrushを扱うための基礎的な操作
ZBrushを難解な3Dソフトと捉えるのではなく、造形に欠かせない道具の一つとして認識します。高度な機能を網羅することよりも、まずは造形に必要な最小限の操作を習得し、デジタル作業への心理的障壁を取り除きます。

イラストの分析
制作モチーフとなるイラストを観察し、作家特有の描き方の癖や、立体として優先的に再現したいポイントを明確に選別します。あらかじめ造形の指針を定めることで、作業中の迷いをなくし、効率的な制作を可能にします。

造形を楽しむ姿勢
自分だけのフィギュアを作る喜びを再確認し、徐々に形が出来上がっていく過程そのものを楽しみます。制作を通じて作業的な楽しさを実感し、完成まで意欲を絶やさずに進めるためのマインドセットを共有します。

アウトラインの取り方
細かい内部構造よりもシルエットを重視し、イラストが持つ独特の良さを三次元で再現することを目指します。外側のラインを丁寧に追い込んでいくことで、キャラクターの第一印象を決定づける魅力的な造形を実現します。

完成までの手順決めと進行
上達への近道として、一つ一つの工程を停滞させず、とにかく完成させることを最優先します。どんどん先へ進めるための手順を構築し、最後まで作り切ることを癖付けることで、制作スピードと経験値を同時に高める方法を身につけます。

可愛い造形のコツ
キャラクターの良さを引き出すポイントを的確に押さえ、細かなニュアンスを積み重ねていきます。単に似せるだけでなく、どれだけ多くの「可愛さ」に気づき、形に反映できるかを重視して全体の完成度を向上させる力を養います。
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
1次映像公開日:2026年3月6日(1~13講)
2次映像公開日:2026年4月8日(14~22講)
3次映像公開日:2026年5月8日(23~32講)
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01.自己紹介、イラストレーター様との協業についてのお話- 来歴についての話 - イラストレーター様と一緒に活動することの楽しみについての話
02.ZBrushの説明- 必要最低限のUIと操作で、手作業のように力技でも制作できることの説明
03.ベースモデルの制作~顔周りの制作- アウトライン重視のモデル制作 - 髪や顔の作成
04.衣装などのオブジェクトを全て揃える①- パーツを揃える作業
05.衣装などのオブジェクトを全て揃える②- パーツを揃える作業
06.全体微調整、データ完成- イラストに合わせてバランス調整
07.ラフモデル作成- 用意した素体データをもとにイラストに合わせてポージング
08.ラフモデルの完成①- 筋肉の流れなどを付けながらデータ全体の整理
09.ラフモデルの完成②- 筋肉の流れなどを付けながらデータ全体の整理
10.髪の毛を揃える作業①- 配置していく法則などの説明
11.髪の毛を揃える作業②- 配置していく法則などの説明
12.顔を似せていく作業- アウトライン重視の製作法 - 元イラストに似せるためのコツ
13.つくり込みと一旦の顔のモデル決め- 細かな髪の毛表現を再現 - 一旦身体とくっ付けて全体のバランスを見る
14.ラフで衣装のベースモデル制作①- ボリューム感を確認するための作業
15.ラフで衣装のベースモデル制作②- ボリューム感を確認するための作業
16.上から順番につくり込んでいく作業、上半身①- 順番につくることの説明 - 上半身から制作していく工程
17.上から順番につくり込んでいく作業、上半身②- 順番につくることの説明 - 上半身から制作していく工程
18.スカート回りの作成①- 細かなアクセサリーを除いたパーツを全て作成
19.スカート回りの作成②- 細かなアクセサリーを除いたパーツを全て作成
20.フリルパーツの作成- 直接手作業で表情をつけていく作業
21.足回り、靴の作成- 全パーツが揃った状態で、全体バランスを確認しながら進める作業
22.インナーの作成- ボディラインに密着するインナーデザインの制作工程
23.アクセサリー類の作成- 細かなパーツの制作と配置
24.パンケーキの作成- 食品を制作するコツ
25.全体のボリューム感調整- イラストと比較しながら各部の大きさや見え方に注意しながら調整
26.細部のつくり込み、完成- 皺や体のフェチポイントなどをブラッシュアップして完成へ
27.下準備- 分けるパーツを色分けで確認する
28.作業開始、順番に分ける①- 分割も頭から下に向かって順番に分けていく
29.作業開始、順番に分ける②- 分割も頭から下に向かって順番に分けていく
30.分割完了まで①- 順次ダボ入れしていき形を決めていく - 組む人のことを考えながらどう分けるかなどの説明
31.分割完了まで②- 順次ダボ入れしていき形を決めていく - 組む人のことを考えながらどう分けるかなどの説明
32.講座のまとめ- データ完成の話まとめ - 締めの話
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
- ZBrush
- 講師使用バージョン:2025.3.0
※最新バージョンを推奨
※プログラムの注意事項必要に応じて作成
こんにちは、フィギュア造形師の竹内@天狼星です。専門学校で基礎を学び、造形会社での実務を経て、現在はフリーランスとして『アズールレーン』や『ブルーアーカイブ』などの商業作品から個人制作まで幅広く活動しています。アナログ粘土からキャリアを始めた経験を活かし、デジタルでも粘土をこねるような感覚的な造形を得意としています。
本講座では、ソフトの複雑な機能に縛られず、まずは一体を完成させる喜びを共有します。ZBrushも原型制作におけるヘラなどの工具と同じ、道具の一つに過ぎません。綺麗なデータを作ることよりも、自由な発想で最後まで作り切ることを重視します。あなたの理想を具現化する一歩を、この講座で踏み出していただければ幸いです。
該当の分野を勉強している方、この講座を受講しようか悩んでいる方は、どういう部分を一番難しいと思っているでしょうか?本講義を通じて、そのような部分をどういう風に解決できるでしょうか?
多くの方が「どうすれば完成まで持っていけるのか」「何をもって完成とするのか」で悩まれていると思います。制作に対するハードルを下げ、気軽に取り組める姿勢を身につけつつ、フィギュア制作のための計画を立てられるようになることで、状況は大きく変わります。目標を明確にし、一つずつ課題をクリアしていくことで、「楽しい」「できた」という成功体験を積み重ねていくことが重要だと思います。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
フィギュア制作はもちろん、人体の知識もまったくなかったため、解剖学書を使って独学で学ぶのはとても大変でした。そこで、人体造形に精通した方に指導していただき、仕事の時間以外は可能な限り勉強させてもらっていました。原型制作において自分が他の人より大きく遅れていることは自覚していたので、少しでも追いつけるよう、できる限りの努力を重ねてきました。
美少女キャラクターを制作する際、どの部分に一番力を入れていますか?また、それを表現するスキルにはどのようなものがありますか?
自分が魅力を感じている部分を、全力で作り込むことを大切にしています。私の場合は、胸やおしり、太ももといった部位です。興味のあるポイントは魅力を伝えやすいため、特に力を入れています。そのために欠かせないのが、徹底して資料を集めることです。事実に基づいた理解の上にフィクションを重ねていくことが、フィギュア造形には不可欠だと思います。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
誰にでも、お気に入りのキャラクターがいると思います。そのキャラクターを自分の手で生み出せる楽しさを、ぜひ体感してもらえたらと思います。「無ければつくる!」というのはモデラーの定番の言葉ですが、フィギュア制作もまさにその通りです。無いからこそ、つくる。最初から難しい機能を覚える必要はありません。まずは最低限の機能だけ身につけて、どんどん作ってみてください。難しいことは、必要になったときに覚えれば大丈夫です。あなたの理想を形にする、そのお手伝いが少しでもできたら嬉しいです。
代々木アニメーション学院フィギュア科で原型制作を学び、卒業後は造形会社へ就職。 仕事をしながら個人製作活動をしてワンダーフェスティバルなどの即売会イベントに出展。 現在は独立してフリーランス原型師として活動中。 商業制作作品(一部抜粋) 『アズールレーン』ジャベリン、葛城など 『オーバーロード』アルベド 『ブルーアーカイブ』アズサ 『宇崎ちゃんは遊びたい!』宇崎月、宇崎柳 『初音ミク』ダブルオーミク 『イラストレーター様オリジナルイラスト』レオちゃん、如月紫衣菜など
代々木アニメーション学院フィギュア科で原型制作を学び、卒業後は造形会社へ就職。 仕事をしながら個人製作活動をしてワンダーフェスティバルなどの即売会イベントに出展。 現在は独立してフリーランス原型師として活動中。 商業制作作品(一部抜粋) 『アズールレーン』ジャベリン、葛城など 『オーバーロード』アルベド 『ブルーアーカイブ』アズサ 『宇崎ちゃんは遊びたい!』宇崎月、宇崎柳 『初音ミク』ダブルオーミク 『イラストレーター様オリジナルイラスト』レオちゃん、如月紫衣菜など