グラフィックデザイナー,南雲治嘉_나구모 Details
トレーラー
グラフィックデザイナー
南雲治嘉
「デジタル色彩」を理解して
メッセージ性の高い配色を実現

グラフィックデザイナーとしての
長年の経歴はもちろん、
デジタル色彩(先端色彩)の研究や、
基礎デザインにおける視覚の法則の研究、
デザインビジネスの開発など、
「色彩」の分野にて50年以上にわたり
活躍する、南雲治嘉。
今回の講座では、
デジタル色彩自体を理解することで、
根拠のある配色ができるよう、
カリキュラムを構成しました。
まずはデザインと色彩の関係性や、
デザインの歴史や目的、
役割などの基本知識を解説。
次に、色の本質や色が見える仕組みなど、
「色とは何なのか」という部分について
理解を深めます。
基礎を固めた後は、
色が人に与える影響について説明。
色がもたらす生理的な現象に関する
色の刺激と生理反応の関係や、
ホルモンの分泌と
反応の原理について学ぶことで、
色彩生理学を利用した配色についての
根本的な知識を身に付けます。
後半では、「根拠のある配色」を利用し、
キャラクターデザインと背景、
ブランディング、同化と錯視など、
多様なケース別に
説明と実践を繰り返しながら、
スキルをしっかり習得していきます。
根拠のある配色に基づいて、
伝えたいメッセージを
最大限に表現するノウハウを、
Colosoで体験してください!

講座情報
本数:22本の映像
難易度:初級・中級
無期限視聴

使用プログラム
必要なプログラムはなく、演習シートでの実践についてはどのような方法でも受講可能です。

動画情報
オンラインVOD
オーディオ:日本語

講座特典
色彩生理基礎データ表
色別心理分析表
演習シート9種
配色ルール表
※全てPDFデータで提供
デジタル色彩の研究をはじめ
50年以上の経歴を誇る
南雲治嘉のポートフォリオ
例題に沿って段階的に
「根拠のある配色」を行うための
知識やスキルを習得します
-
色によるイメージの違い
-
色彩生理を利用した配色
-
キャラクターの色彩デザイン
-
美を作る4つの技法
-
ブランディングへの応用
-
画面を活性化させる方法
-
誘引性
-
種々の対比
-
セパレーション
南雲治嘉
グラフィックデザイナー
こんにちは、南雲治嘉です。
私はデザイナー、教育者、研究者として
50年以上にわたり活動してきました。
デザイナーとしては、
株式会社ハルメージの代表、
教育者としては
デジタルハリウッド大学の名誉教授、
研究者としてはデジタル色彩システムの
構築を行なっています。
扱うジャンルはグラフィック、Web、
インテリア、ショップデザイン、
色彩計画など多岐に及んでいます。
特に、色を広角的に捉え
効果的に配色できる能力は、
他者に負けないつもりです。
最近ではゲーム、ブランディング、
絵本、ファッションなどの仕事が増え、
執筆した著書は100冊に及び、
世界各国で翻訳されています。
また、中国でのデザイン活動と
教育活動にも力を入れており、
かつては韓国でも教えていました。
これまで3万人以上の教え子を指導し、
デザインやその他の業界で活躍しています。
どうぞよろしくお願いします。


南雲治嘉
現) グラフィックデザイナー
現) デジタルハリウッド大学名誉教授
【経歴】
2022年
先端色彩研究所所長
2015年
中国傳媒大学教授
2009年
デジタルハリウッド大学院教授
上海音楽学院客員教授
2008年
一般社団法人日本カラーイメージ協会理事長
2005年
デジタルハリウッド大学教授
1990年
株式会社ハルメージ設立
1968年
金沢市立金沢美術工芸大学産業美術学科卒業後、東京デザイナー学院専任
この講座のポイント
科学的な説明ができる
「色彩」について解説
感覚で行なう配色には限界があり、クライアントとの食い違いによる修正など、実務に影響を及ぼす場合もあります。本講座を通して、科学的な色彩、および「根拠のある」色彩について学び、配色の説明を的確に行えるスキルを養うことができます。

的確な配色効果のための
ノウハウをマスター
デザインには、求められる効果や目的があり、効果が得られる配色のためには、色の種々の力を応用することが重要です。「デジタル色彩」を用いることで、単純にきれいな配色ではない、色彩生理の応用を可能にするノウハウについて解説します。

デジタル色彩士3級レベルの色彩デザイン知識を学習
本講座では、人が生活する中で目にしている「色」と「イメージ」の関係性など、そのイメージを核として配色を行なう「デジタル色彩士」の3級と同レベルの色彩デザイン力を身に付けることができます。(※資格の取得を確約するものではありません)

講座内容
下記のような内容を
学べます。
-
色の本質を科学的に認識する「色は電磁波であることからすべては始まる」という考え方に沿って、より科学的な根拠による「デジタル色彩(先端色彩)」について解説。色を使いこなすために、色の本質についてしっかり学びます。
-
デザインと色の関係を正しく理解するクリエイティブな仕事において、配色は必須です。「なぜデザインで色を必要とするのか」、「何の目的で色を使うのか」、といったデザインの原点に立ち返って「色」を見直すことで、色をどのように使えばいいのかを理解していきます。
-
配色の目的を果たすイメージを作るデザインの仕事はもちろん、ほとんどの仕事は「イメージ」が重要です。商品が売れるのにもイメージの存在が影響し、人気はイメージによって決定づけられています。イメージを制作することを目的とした、配色のコツについてお教えします。
-
色の生理的な刺激を応用する色は電磁波として眼から脳へと送られ、脳ではイメージ生成とホルモンの分泌を促し、それぞれの色は異なる生理的な刺激を見る人に与えます。この生理的な反応を「色彩生理」と呼び、この刺激を配色に応用することで、見る人にメッセージを送る方法について学びます。
-
色は塗って覚えるデジタル色彩は「色」のデジタル性を利用していますが、色の「記憶」はアナログに頼ります。画面上で見た色は記憶するのが難しくても、塗りながら見ていた色は記憶する、という原理を活かして、色鉛筆でカラーシミュレーションを行なう重要性を体験できます。
-
色を人の心を動かすために使う「色は人の心を動かすために使う」という、南雲治嘉が大切にしている考え方を基に、人を幸せに誘う感動を生みだすための色の使い方や、その道筋についてしっかり解説します。
(자동 구성) 가격이 인상됩니다.
カリキュラム
カリキュラム内容の
ご紹介
SECTION 01. オリエンテーション
01. デジタル色彩入門
- 講座担当者、自己紹介
- 講座の目的
- 講座の流れ・カリキュラムの説明
- 使用教材について
- 受講後の応用
SECTION 02. デザインと色彩
02. デザインとは何か
- デザインの意味
- デザインの目的
- デザインとアートの違い
- デザインの歴史
- デザインとメディア
- 新グラフィックの幕開け
03. デザインはメッセージ
- デザインの役割
- デザインのカテゴリー
- デザインワークの内容
- ターゲットの絞り込み
- まとめ
SECTION 03. 色とは何か
04. 色の本質
- デジタル色彩の学習目標
- 色の始まり
- 色の本質
- 色の表示
- 色の三属性
05. 色光と色材
- 色の見え方
- 色には色光と色材がある
- 色材の色
- 色光の色
- 色が見える仕組み
- 色彩システムの違い
06. イメージを作る
- イメージの力
- イメージとは
- イメージの生成
- イメージの価値
- イメージを作る
07. カラーイメージ演習
- 見栄えというイメージ
- イメージを利用して本質を隠す
- 同じものを異質に見せる
- イメージの力の検証(演習)
SECTION 04. 色彩生理学について
08. 色による生理的な刺激
- 色の生理的な刺激
- 色の生理的な効果
- その他の色の生理効果
09. 色彩生理と感覚(色の感じ方)
- 色の感じ方
- 生理反応による感覚
- 無意識の感覚
- 背景の色と柄の生理的効果
- 複数の色の生理反応
- 色の生理的な力の検証(演習)
SECTION 05. イメージデザイン
10. キャラクターデザインの色彩
- キャラクターのイメージと色
- イメージを決定する色
- イメージを左右する色
- 属性がはっきりしているイメージ
11. キャラクターと背景の色彩デザイン
- 背景とは
- 背景の色が与える影響
- 地勢の特徴を生かす
- 一日の時の流れ
- 一年の時の流れ
- 時代の流れ
- 色の生理的な力の検証(演習)
SECTION 06. 美とは何か
12. デザインは美を作る
- 美についての視点
- 美の範囲
- 美の力
- 自分の美への視点
13. 色による美的効果の作り方
- 色による美の作り方
- 秩序を与える
- 美的効果の強いカラーイメージの選定
- 快適な生理を生む刺激
- 色による美的効果の検証(演習)
SECTION 07. 配色手順
14. クライアントからの注文の場合
- 色を使う契機
- 配色準備
- キーワードのゾーニング
- イメージの選定
15. 色彩システムとブランディング
- 色の選定
- 色とブランディング
- 企業の色が決まる過程
- 経営の中心に置かれる色
- ブランディングと色の検証(演習)
SECTION 08. インパクトの重要性
16. 印象と緊張感とバランス
- 印象に残すための配色
- バランスの必要性
- 活性化
- コントラスト
- アクセントカラー
SECTION 09. 配色効果
17. ムーブメント・リズム・破調
- 人の目を惹きつけるための配色
- 誘引性と鑑賞との違い
18. 高揚感の付け方と誘引性
- 人の気持ちを盛り上げるための配色
- 高揚感の応用
- 誘引性と視覚誘導の関係
SECTION 10. 同化と錯視
19. 対比と応用
- 心を動かす効果を引き出す配色手法
- 種々の対比
- 補色対比
- 明度対比
- 面積対比
20. 同化の応用と錯視、セパレーション
- 配色上の注意項目とは
- 色相・彩度・明度における同化現象
- 色の錯視
SECTION 11. 伝統色と流行色
21. 伝統色と流行色
- 伝統色の意味
- 伝統色の応用
- 流行色の捉え方と応用
SECTION 12. まとめ
22. 色の科学的な利用
- 色の専門家と資格
- 色彩計画、色彩戦略、商品企画への道
インタビュー
グラフィックデザイナー
南雲治嘉が
お話したいこと

該当の分野を勉強している方が一番難しく感じている点と、この講座を通してその点をどの様に解決できるでしょうか?
仕事やそれ以外でも「色って難しい」と思うことは、実際よくあると思います。色が難しいと思う理由は、色のことを知らないことから生じます。音楽には音程があり、それを外せば音痴と言われます。色もそれと同じように考えている人が多いのですが、色は科学なので、誰でもきちんと勉強すれば効果的な配色ができるようになります。本講座を通して、「デジタル色彩」という武器を持つことで、皆さんのデザイン力をさらにアップさせていきましょう。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
私は恐らく、デザイナーを始めたころは他の方より実力は下だったと思います。目に見えない「才能」というものに悩まされました。自分には才能がないのではないか、と不安に思うこともありました。しかし、相談した先輩が「辞書で調べてみろ、才能とは『努力して得られる能力』と出ている」と教えてくれました。そのおかげで、人より1点でも多く練習作品を制作する努力しか自分を伸ばす道はない、と悟り、プロへの道を突き進みました。
講師さまがお考えになる、デザイン分野においてのデジタル色彩の市場性、展望についてお話ください。
デジタル色彩の配色手法は、デザインのコンセプトを決めると同時に制作するイメージを決めるものです。そのイメージを実現することがデザイナーの仕事でもあります。つまり、イメージそのものが私たちが売るべき価値だと思っています。色を感覚で使っている人が圧倒的に多いのですが、デジタル色彩のスキルは的確な効果を得るためのものなので、クライアントからの信頼は高まります。私の経験としては、ブランディングなどでデジタル色彩を応用して、やり直しになったことはありません。そのため、今後、デジタル色彩を身に付けるデザイナーは増えていくと思います。
デジタル色彩を活用するにあたって、大切なポイントは何になりますか?
デジタル色彩は、自分の個性や考えを相手に押しつけるものではありません。あくまでも、相手が望むイメージを作り上げることが基本です。そのためのスキルがデジタル色彩でもあります。色は相手の心を動かすために使うものです。感動は「美」が生み出します。その美を作るのが色の役割です。どのような美で相手を感動させるか、を一番に考えることが大切です。
使用プログラムについて
ご案内します。
[メインツール]
必要なプログラムはなく、演習シートでの実践についてはどのような方法でも受講可能です。

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