文字が主役になるデザイン ─ 文字から学ぶロゴ・レイアウト実践講座
講座詳細

ロゴの構成と考え方
書体分類からロゴの役割、文字組の基本原理など、デザインの根底を支える知識を解説します。感覚を言葉に置き換え、表現の方向性を正しく決めるための土台を構築。文字を扱う上で欠かせない判断基準を身につけることができます。

コピーとビジュアルの情報設計
文字やロゴの造形設計だけにとどまらず、タイポグラフィにおける重要な考え方や手法を習得します。コピーの階層の理解や様々なレイアウトの考察を通して、一貫して文字に強いデザイン力を高めます。

アイデアを生み出す手法
ロゴデザインやポスター制作における、アイデアの具体的な出し方を解説します。クライアントの言葉を分析する「思考のプロセス」から、手を動かして形にする「ラフスケッチ」までを丁寧に教えします。抽象的なイメージを具体的な形へと変換する術を伝授します。

展開で魅せるロゴデザイン
完成したロゴをグッズやショップカード、看板などへ落とし込み、ブランドの世界観を一貫させる方法を学びます。単体の造形をいかに媒体で機能させ、価値を拡大していくか。実務に直結するプロの展開設計を習得します。

現代的な和文字の考察と制作
日本酒ラベルを通して、現代に馴染む和文字を特徴と設計手法を追求します。伝統的な美しさと現代的な感性をいかに融合させ、独自の魅力を生み出すかなど、日本らしい表現における文字のあり方を、実践を通じて身につけることができます。

文字で引き立つポスターデザイン
写真と文字のレイアウト、階層構造を意識した文字組、色彩設計などを総合的に学び、ポスターを完成させます。情報の整理と視覚的な美しさを両立させる工程を通じ、洗練されたタイポグラフィの感覚を養います。
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
1次映像公開日:2026年4月10日(1~14講)
2次映像公開日:2026年4月30日(15~28講)
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01.自己紹介と講座概要・自己紹介 ・講座全体の概要
02.なぜ文字が大切なのか・文字の役割 ・書体分類と特徴
03.ロゴについて・ロゴの基礎知識 ・ロゴのすみ分け
04.文字の分解と再構築 : 練習・分解と再構築 ・点と線と面の理解
05.造形の誇張と引き算 : 練習・可読性(読める・読めないの境界を探る) ・誇張と引き算
06.文字の雰囲気をつくる:練習・文字で温度を演出 ・印象操作法
07.文字とモチーフの融和 : 練習・記号やモチーフの組み込み ・ロゴとの親和性
08.手描きの魅力 : 練習・手描きに使う道具 ・手描きのデジタル化
09.言葉で考える ・課題の意図を読む ・ヒアリングシートの作成 ・方向性のマップ化 ・トンマナの決定
10.カタチで考える・アイデアを生み出す手法 ・ラフスケッチ ・アイデアの比較と取捨
11.ラフ制作-1(カタチを決める)・初期造形 ・試行錯誤の過程 ・捨てる判断の基準
12.ラフ制作-2(案を深化させる)・深掘り ・調整過程
13.フ制作-3(ブラッシュアップ)・フィニッシュに向けた調整
14.展開で魅せる・展開例の作成 ・資料制作
15.文字と余白の基礎ルール・文字組の基本原理 ・行間・字間・整列
16.コピーに合わせてレイアウトする : 練習・キャッチ・リード・ボディ等の階層の理解 ・言葉の強度を文字の配置の見せ方で操作する
17.目的から逆算するレイアウト : 練習・用途によってレイアウトを変える ・目的の理解
18.文字と写真の組み合わせ方 : 練習 ・ビジュアルと文字の関係性の理解 ・グリッド比率、余白、視線の流れ
19.方向性を決める・素材の整理 ・階層の整理 ・トンマナの決定 ・書体選定
20.ラフ制作-1(アイデアを落とし込む)・レイアウトの思考とアイデア展開 ・構図比較
21.ラフ制作-2(レイアウト)・サイズ/配置/行間 ・レイアウト整形
22.ラフ制作-3(色彩設計)・色彩設計とフィニッシュ ・失敗例の比較
23.リサイズとバナー展開・リサイズにおける注意点
24.現代の日本酒に合う和文字の再構築・テーマと要素整理 ・トンマナの決定 ・現代に合わせた和文字の考察
25.ラフ制作-1(和文字をつくる)・字形をつくる ・印象差の比較
26.ラフ制作-2(洗練させる)・フィニッシュに向けた調整
27.フ制作-3(展開させる)・バリエーションの作成 ・mock up
28.まとめ・クライアントワークと自主制作 ・日頃どう学んでいるか
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
- Illustrator 2025
- Photoshop 2025
※CC2022の使用を推奨しますが、CS6以降のバージョンでも受講に支障はありません。
※プログラムの注意事項必要に応じて作成
こんにちは、グラフィックデザイナーの若松萌太です。タイポグラフィや文字のデザインを軸に、企業ロゴやタイトルロゴをはじめ、エディトリアル、パッケージ、サイン計画、展覧会など、幅広いグラフィック分野に携わっています。グラフィックデザインは、その多くが「文字に関わる仕事」と言っても過言ではありません。文字を的確に扱えるようになることで、デザインの力は飛躍的に向上します。
本講座では、作字からロゴ、文字組、ポスターデザイン、ラベルデザインまでを網羅し、実践を通して一貫して「文字デザインの力を身につける」内容となっています。文字デザインに興味を持ち始めた方から、さらなるスキルアップを目指す方まで、私が考え実践してきたことを丁寧にお伝えします。楽しく受講していただけたら嬉しいです。
該当の分野を勉強している方、この講座を受講しようか悩んでいる方は、どういう部分を一番難しいと思っているでしょうか?本講義を通じて、そのような部分をどういう風に解決できるでしょうか?
グラフィックデザインにおいて、「文字」は常に切り離せない要素です。ロゴデザインに限らず、名刺、チラシ、ポスター、パッケージ、Webデザインなど、あらゆる制作物に文字は存在します。そして、媒体や目的、クライアントの要望に応じて「文字の見せ方」を適切に変えていく必要があります。個性的な文字造形を生み出す難しさはもちろん、クライアントの意図を汲み取り、アイデアを練り、形にしていくプロセスにも大きな難しさがあります。本講座では、ロゴデザインやレイアウトの基礎から始まり、練習編で文字造形やレイアウトのコツを身につけ、実践編では実際のクライアントワークの流れに沿って段階的に習得します。これにより、自分らしい文字デザインを習得できる内容となっています。一貫して「文字に強くなる」ための方法を学べます。
ロゴデザインを勉強するきっかけを教えてください。
学生の頃から本を読むのが好きで、文字というよりかは言葉そのものが好きでした。デザイン会社で働くようになりロゴやエディトリアル、ポスターなどさまざまな仕事をしましたが、なんとなく言葉の扱いにしっくりこない時期がありました。そんな折、作字と出会い、文字の造形が言葉の持つ世界観を広げる衝撃を受け、たくさん自主制作をしてきました。そのときの蓄積が今のロゴデザインあるいは文字デザインに繋がっているかと思います。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
やはり、アイデアをカタチにするのは最初は難しかったです。いろいろとアイデアが浮かんでもいざカタチにしようとすると納得いかないことも多く。作字の自主制作を通してかなり引き出しも増え、頭と手がスムーズに繋がった気がします。また、写真やさまざまなコピーが絡むとレイアウトもやはり難しかったので、作字だけでなくポスターの自主制作もたくさんしました。その経験はさまざまな間の取り方に役立ったと思います。
講師さまがお考えになる、ロゴデザインの市場性、展望についてお話ください。
SNSの普及により、数多くのロゴデザイン、文字デザインを簡単に見ることができるようになりました。発見や学びもあるのですが、飽和状態的な感じもして、他と差別化するのが難しくなってきているようにも思えます。また、AIツールの急速な普及により誰でも簡単にロゴを作れるようになリました。斬新なアイデアや美しい造形ももちろん大切なのですが、デザインの意味を明確に表現できる力がより一層重要になっていると感じます。やはり本当に良いロゴは残るし、拙いものはすごいスピードで消えていくのかと思います。
【経歴】 2011年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。 タイポグラフィを軸に、グラフィックデザイン、エディトリアル、CI・VI設計、ブランディング、webデザインなどの制作に従事。 制作会社勤務を経て、2023年独立。現在はフリーランスのデザイナーとして東京を中心に活動。 第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 入選(IPT2021 来場者投票 2位)。 タイポグラフィ年鑑審査員賞受賞、入選多数。 「BNN もじグラフィックス」。「MdN デザイナーズファイル」「POSUTĀ POSTER」など。 【主な参加プロジェクト】 2026 「asics 東京マラソン」グラフィック、タイトルロゴ 2025 「国立科学未来館 ヒューマン・ロボット・インタラクション」エキシビジョン 2025 「国立科学未来館 ケパラン音頭」アートワーク 2025 「マユリカの友錠東京生活」グラフィック、タイトルロゴ 2025 「エバース漫才記」タイトルロゴ 2024 「JAPAN CRAFT FES」パッケージ 2024 「八仙 - 乾杯をしよう 僕らはきっと よくやった -」グラフィック、パッケージ など多数
【経歴】 2011年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。 タイポグラフィを軸に、グラフィックデザイン、エディトリアル、CI・VI設計、ブランディング、webデザインなどの制作に従事。 制作会社勤務を経て、2023年独立。現在はフリーランスのデザイナーとして東京を中心に活動。 第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ 入選(IPT2021 来場者投票 2位)。 タイポグラフィ年鑑審査員賞受賞、入選多数。 「BNN もじグラフィックス」。「MdN デザイナーズファイル」「POSUTĀ POSTER」など。 【主な参加プロジェクト】 2026 「asics 東京マラソン」グラフィック、タイトルロゴ 2025 「国立科学未来館 ヒューマン・ロボット・インタラクション」エキシビジョン 2025 「国立科学未来館 ケパラン音頭」アートワーク 2025 「マユリカの友錠東京生活」グラフィック、タイトルロゴ 2025 「エバース漫才記」タイトルロゴ 2024 「JAPAN CRAFT FES」パッケージ 2024 「八仙 - 乾杯をしよう 僕らはきっと よくやった -」グラフィック、パッケージ など多数