顔の向きが変わっても崩れない、円ひとつで学ぶ顔の描き方
講座詳細

シンプルで使いやすいガイドライン
難しい解剖学から入るのではなく、円・楕円・中心線といった基本的な形を軸に、図形の練習から少しずつ顔の捉え方を身につけていきます。ガイドラインは正解を覚えるためのものではなく、描きながら感覚を育てるための道具として使い、自分なりの比率を見つけていくことを大切にしています。

頭部構造を立体的に捉えるための理解
頭を「丸い円」として捉えるのではなく、実際には縦に長い楕円に近い形であることを理解し、角度によって変わる頭部のボリュームや楕円の役割を、原理から学んでいきます。よくある失敗例を先に押さえることで、つまずきやすいポイントを意識しながら理解を深められる構成です。

全体のバランスを重視した構造理解
目・鼻・口といったパーツを個別にきれいに描くのではなく、顔全体の自然な比率を整えることを重視しています。ディテールに入る前に立体感や全体構造を理解することで、結果として目や鼻、口の描写感覚も自然とついてくる、という考え方をベースにしています。
01. 顔の講座に入る前に
02. 顔を描くうえで必ず押さえておきたい基本的な特徴
03. 顔ドローイングの基礎練習- 線を引く・円を描く・中心線を取る基礎トレーニング
04. 基本図形を使った練習- 面ごとに理解する顔の描き方:ボックス・円柱
05. 正面の顔の描き方+基本の髪
06. 側面の顔の描き方+基本の髪
07. 反側面①の顔の描き方+基本の髪- 反側面を2段階に分けて学ぶ理由
08. 反側面②の顔の描き方+基本の髪
09. 水平方向の角度変化によるポイント
10. 目・鼻・口の描き方
11. 上下から顔を見るときの注意点
12. 下から見た正面の顔
13. 下から見た反側面①の顔
14. 下から見た反側面②の顔
15. 下から見た目・鼻・口の描き方
16. 上から見た正面の顔
17. 上から見た反側面①の顔
18. 上から見た反側面②の顔
19. 上から見た目・鼻・口の描き方
はじめまして。ドローイングのYouTubeチャンネルを運営している、イラストレーターのChommangです。美術大学(弘益大学アニメーション科)を卒業後、しばらく絵とは離れた仕事をしていましたが、約6年前に「日常の中でもう一度絵を描きたい」と思い、YouTubeでの発信を始めました。初心者に近い段階から、少しずつ学びながら描いていく過程を共有し、その経験をもとに、無理なく続けられるシンプルな描き方をまとめてきました。今も自分を「先生」というより、描くことを楽しみながら学び続け、登録者の方と一緒に成長していく存在でありたいと考えています。
これまでの経験をもとに、現在はYouTube登録者205万人、Instagram55万人、TikTok45万人、X(旧Twitter)4万人のフォロワーとともに、初心者向けの顔・人体ドローイングコンテンツを制作しています。顔や身体の構造に関する考え方や学習方法を軸に、それを実際の作画に活かせる講座やカリキュラムを中心に活動しています。
普段の作業において、ご自身の強みは何だと考えていますか?
私は大きく分けて、二つのアプローチをバランスよく取り入れながら絵を描いています。日々描き続けることで自然と力を積み重ね、他人と比べるのではなく、楽しみながら無理なく描くことを大切にしています。表現においては、作り込みすぎたキャラクターよりも、日常の中にある自然な美しさや、感情の余韻を感じられる雰囲気を好んでいます。
また、感覚を重視しつつも、顔の構造や角度の変化を理解するための整理された考え方を取り入れ、初心者の方でも取り組みやすいように、練習の順序や方法を工夫して伝えています。全体としては、リアルさとマンガ的な表現の中間に位置する、バランスの取れたスタイルを目指しています。
お話しいただいたご自身の強みは、本講座のカリキュラムの中にどう反映されていますか?
こうした考え方をもとに、今回のカリキュラムを構成しました。小学生を指導してきた経験から、ただ真似して描くのではなく、顔の構造を無理なく理解できる方法を模索し、このアプローチを形にしています。複雑なガイドラインに頼らず、基本となるガイドラインに「目で慣れていくプロセス」を加えることで、自然と比率が身につくよう設計しました。顔のバランスは最終的に感覚でつかむものだからこそ、その過程を支えるカリキュラムだと考えています。
本講座の企画意図や差別化ポイントは何ですか?
この講座は、特定の画風をなぞることを目的とせず、それぞれが自分なりの顔ドローイングを築いていくための土台づくりを重視しています。ガイドラインは繰り返しの練習で自然と身につくよう設計されており、その先で自分が感じる比率や表現を少しずつ深めていくことができます。また、顔を円や円柱といった立体として捉える考え方を取り入れているため、顔だけでなく、その後の人体ドローイングへとつながる立体感覚の基礎も養えます。「とにかくたくさん描く」という曖昧なアドバイスではなく、何をどのように練習すればよいかを具体的に示したカリキュラムです。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
描きたい気持ちが湧いてきたときは、たくさん描いてみてください。少し気になったら、そこから少しだけ勉強してみれば大丈夫です。描きたくないときは、無理に描かなくても構いません。また描きたくなったときに、改めて描けばいいのです。ただ、「上手くなりたい気持ち」と「ただ描きたい気持ち」は、分けて考えてみてください。負担に感じるときは、ただ描きたい気持ちで。もっと描きたくなってきたら、好奇心を持って少し学んでみる。その二つの気持ちを行き来しながら、自分のペースで、小さな楽しさを感じながら、長く描き続けてほしいと思っています。