力強い線画とドラマチックなポージングで魅せるモノクロイラスト
講座詳細
こんにちは。イラストレーター兼漫画作家として活動しているDokoです。良い絵を描く方法について常に悩みつつ、自分の個性に合わせて作品を発展させていけるように集中しています。現在はYLABアカデミーで講師として勤め、SNSでも活発に活動しています。
今回の講座では私が未熟だった頃に悩んでいた点を皆さんに共有し、一緒に実力を磨こうと思っています。線画とポージングで魅力的なモノクロイラストを完成し、間違いノートのように自分の足りない部分を補完していく方法をお教えします。
自分の作業時の強さは何だと思いますか?
絶対に諦めないところです。全然注目されなかったアマチュアの頃にも私は「努力を重ねて見せてやる」という単純でも一途な思いで絵を描き、結局は現在の位置まで来れました。皆さんにも諦めずに地道に描いていけば、いつかは望んでいた地点に到達できるということを感じてほしいです。
その強さが今回の講座にどう盛り込まれていますか?
地道に見て、描きながら培ってきた私のノウハウを皆さんに惜しみなくお伝えしたいと思っています。がむしゃらに描くよりは、短期間で実力がアップできる'賢い'方法をお教えします。
今回の講座の企画意図とポイントは何ですか?
大体の基礎だけを取り扱って応用は後回しにする講座ではなく、実際に理論を活用する方法を中心にお教えします。何より直接的な実力向上が経験できるようにお手伝いしたいと思います。
最後に受講生、クリエイターの後輩たちにメッセージをお願いします。
絵に才能のない人は努力をしていないだけだと思います。諦めずに地道に描く上で良い絵の「共通点」を探すことができれば、自分の実力を120%発揮できると確信をもって言えます。皆さんが素敵な絵が描けるようになるまでご一緒させていただきます!

ディテールから違う強烈できれいな線画の基礎固め
きれいに強調して完成する可読性の良い線画テクニック!強弱調整とハッチングで立体感のある線画を描いてみましょう。服のシワを描く時の注意事項、自然な表現方法などを身につけ、ディテール描写のスキルも一緒に磨きましょう。

立体感のあるモノクロイラストと彩色技法を完全解説
立体感と空間感の感じられるモノクロドローイングを描くために欠かせない表現方法を身につけましょう。ハッチング、コントラスト、トーンとベタの比率に関する理解度を高め、モノクロ彩色だけで自然なキャラクターイラストを完成します。

企画からしっかりと始めるキャラクター構築のノウハウ
冗長なだけの企画ではなく、シンプルで没入感のある設定で読者を惹きつける方法を身につけましょう。しっかりとした企画書の作成からキャラクターデザイン、生き生きとした表情や演技表現まで、段階的に学んでいきます。

人体の基礎からスピーディーに学ぶダイナミックなポージングのガイド
キャラクタードローイングでよく使われる人体の基礎 & 解剖学のポイント!男性・女性キャラクターの人体表現の要を集中的に学習します。クロッキーを通じて自然な比率の筋肉描写とダイナミックなポーズの演出過程について実習します。

物足りない絵の原因を探るキャラクターの間違いノート
魅力的なキャラクタードローイングを完成するための間違いノートを作成してみましょう。過度な中央線の使用や反復パターンのような演出上のミスを直し、崩れる形態力と人体・ポーズの構想時に起こりやすいエラー事項をきちんと正します。

理論が応用しやすくなる実践プロジェクト & 勉強方法
ラフの作成から線画、ベタ、最終演出と仕上げまで!1人/2人の実践イラストプロジェクトを実習しながら学んだ理論を直接応用してみます。クロッキーや模作時の注意点を知り、実践作業に必要なノウハウを身につけます。
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01. 講座を始めるにあたって- 講座の紹介 - ドローイング時の注意事項 - 普段行う練習方法
02. 絵柄の分析 & 自分の絵柄の特徴を探す- Dokoの絵柄を見てみよう - 自分の絵柄の特徴を分析する方法 - 様々な絵柄に合うスキルを探す
03. 読み取りやすい線画とは?- 読み取りやすい線とそうではない線 - 自分の線がきれいではない理由 - 線画を強調する
04. 線の強弱調整とハッチング- 良いタブレットを使うべき理由 - [実演] 線の強弱の重要性 - 4種のハッチング技法を知ろう - [実習] 線画で簡単なオブジェを描いてみる
05. 立体感と空間感を生かす線画テクニック- 立体感と空間感に関する基本理論 - 空間感の感じられる細密でスタイリッシュな線画の活用方法 - [実習] 簡単な透視が適用された背景とオブジェを描いてみる
06. イラスト演出の企画書を作成する- 例題を通じて絵の企画を大まかに把握する - 絵において意図が重要な理由 - うまく描かれた絵はたくさん考えた絵である
07. キャラクターを構築する- キャラクターデザインのプロセス - キャラクターの性格を見せるポージング・表情・小物・衣装の構成方法
08. キャラクターの演技力を高めるドローイング- 絵においてキャラクターの演技力が重要な理由 - [実演] キャラクターの演技力が物足りない場合 - [実演] 簡単な胸像~半身を描いてみる - [実習] 様々な表情を表現してみる
09. コントラストの重要性- [実演] モノクロ表現はすべてコントラストで成り立つ - 例題を用いて絵のコントラストを理解する
10. トーンとベタ- トーンの種類 - トーン削りについて - ベタの比率の調整 - 自分の黒と白、トーンのバランスをとってみる - [実習] 4講の例題にトーンとベタを入れてみる
11. 人体比率- 理論適用のための基本的な人体比率の学習 - 写真を通じて人体比率を見てみる
12. 男性の人体- 男性の上半身筋肉 - 男性の下半身筋肉
13. 女性の人体- 男性人体とは異なる女性人体の表現方法
14. ポーズの演出方法- ポーズの構成方法 - [実習] 様々なポーズを描いてみる
15. 人体解剖学の適用とクロッキーの演習方法- [実演] 人体解剖学の理論を適用したクロッキー方法
16. キャラクター演出の間違いノート- 単調でダサい絵になる代表的なミスを知ろう - 中央線とパターン化 - [実演] 簡単な服のシワのクロッキー
17. 形態力の間違いノート- 形態力の崩れて見えるキャラクターイラストの共通点
18. 人体/ポーズの間違いノート- 間違いやすい人体の角度
19. イラスト 01 : ラフ- ラフが最も重要な理由 - [実演] ワンショット(1人)イラストラフの作業過程
20. イラスト 01 : 線画- [実演] 描いたラフに線画を入れる - ミスを直す
21. イラスト 01 : ベタ- [実演] 線画にベタを入れる - ベタを入れる時の注意事項
22. イラスト 01 : 演出及び仕上げ- [実演] 背景の入れ方は? - 今まで学んだ理論を基に仕上げ演出を行う - 仕上げ段階での整理過程について学ぶ
23. イラスト 02 : ラフ- 作業するコンセプトの設定及び理論の復習 - [実演] ツーショット(2人)イラストラフの作業過程
24. イラスト 02 : 線画- [実演] 描いたラフに線画を入れる - ミスを直す
25. イラスト 02 : ベタ- [実演] 線画にベタを入れる - ベタを入れる時の注意事項
26. イラスト 02 : 演出及び仕上げ- 絵は理論と感覚の融合である - 企画意図に合う演出をチェックする
27. 絵描きのメンタルケア & 作業を続けられる力- ネガティブな思考から逃れる - 健康に絵を描き続ける方法 - 最後の挨拶
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
- Clip Studio (英語版)