初心者アーティストのための道しるべ:印象に残るキャラクターデザイン
講座詳細

美術の基礎理論
観察・練習・体得のサイクルを通して、自然とスキルへと変換していく効率的な学習方法を身につけます。

スケッチ
後半で無駄な苦労をしないために、時間を節約しつつ基礎となるスケッチをしっかり完成させます。

遠近法
背景がなくてもドローイングに構造と深みを与える、遠近法の重要な原理を理解します。

人体の構造と比率
骨と筋肉について知り、人体の仕組みを理解し、その知識を活用してキャラクターをさらに際立たせる方法を学びます。

様式化
ガイドに沿った練習を通して自分だけのスタイルを探究し、改善しながら向上させます。

セルルック
きれいで効率的なセルルックの方法を学び、自分の作品に効果的に取り入れます。
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01.オリエンテーション- 講師紹介および講座の概要 - 初心者向けの講座
02.基本原理- 基本原理に関する概要 - 図形、平面、明暗、遠近法、ジェスチャー線、人体構造、比率、構造化、色の理論、構図
03.ドローイングの練習方法- 自分だけの練習目標の設定方法 - すべての繰り返しと練習の裏にある思考プロセス
04.観察と習得- サムネイル:リファレンスを観察、分析、抽出することが重要な理由 - 解体と再構成:基本原理を理解することが学習に重要な理由 - ジェスチャーの研究:人物から確認できる情報を消化する方法
05.CLIP STUDIO PAINTの使い方- 作業プロセスを簡素化するために役立つ、CLIP STUDIO PAINTの必須機能一覧
06.図形、平面、明度- 図形と陰影の描き方
07.遠近法- 遠近法、そして透視図の中で基本図形を描く方法
08.遠近法を考慮した図形の描き方- 透視線を使って複雑なものを描く
09.線の太さと物理法則- 物理法則が髪、服装、小道具に与える影響
10.スケッチの重要性- スケッチの重要性と良いスケッチの条件
11.単純化- 細かく複雑な形を基本図形に単純化する
12.構造化- 人物を単純な図形に構造化する
13.骨と比率- 人体を構成している骨の探究 - 目には見えないものの、骨が重要な理由 - 目に見えない骨のマーキングを確認する - 比率
14.重要な筋肉:正面- 胸鎖乳突筋(SCM)、胸筋+肩の筋肉、腕の筋肉、大腿四頭筋
15.重要な筋肉:背面- 僧帽筋+肩の筋肉、広背筋、殿筋、膝膕筋(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉
16.頭と肩- 頭蓋骨、鎖骨、首 - 細かく複雑な顔の構造化
17.手- 手の構造と手のジェスチャーの詳細分析
18.様式化とは- 様式化の概念と広く用いられている手法 - 様式化 vs シンボル化 - アニメーション風イラストを描きたければ基本原理から知るべし - ブレインストーミング:自分のスタイルを見つけて探究する方法
19.線画とは- 線画の概念:線画が常に様式に関わる選択である理由 - 強い対比とダイナミックな線の太さ:線画の印象を強くする要素 - 線画の長所と短所
20.誇張と変形- 時間の経過とともに人体の部位がどのように様式化されるかを示すデモンストレーション
21.J.K.の方法- ボイスオーバー・スピードペイント - 特定の方法で絵を描く理由の説明
22.セルルックとは- セルルックの活用と起源 - セルルックを活用して完結で魅力的な作品を描く方法
23.明暗- 光と影の構造、そしてそれが形と相互作用する仕組みについての概要
24.グループ化- 光と影をグループ化して、単純化する方法
25.魅力的な色を選ぶ方法- 色の理論 - 見る人の目に負担をかけずに、色の限界を試す - レイヤー機能を使って作業をスムーズに進める方法
26.20/80の法則- 焦点:イラストにおける20/80比率の重要性 - ソフトエッジとハードエッジ - 高彩度の色と低彩度の色 - 細かなものとラフなもの - 見る人を注意を引き、視線を誘導する方法
27.最終ドローイング:スケッチ- スケッチの段階で扱った内容のまとめ
28.最終ドローイング:線画- 線画の段階で扱った内容のまとめ
29.最終ドローイング:仕上げ- 仕上げの段階で扱った内容のまとめ
30.ドローイングを終わらせた後- 後半の作業で行うべきこと
31.自分の以前の作品を見返す- 以前の作品に対する自己批評
32.北米フリーランスアーティストとしての道- 個人的な成就と挑戦 - この過程での成長と教訓の振り返り - 北米でフリーランスアーティストとして働くことの意味
33.講座を終えて- 過去の自分に言いたいこと - AI芸術とは何か?そして自分にも、みなさんにも影響を与えない理由 - キャリアとネットワークについてのアドバイス
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Clip Studio Paint
※円滑な受講のため、該当バージョンのご使用を推奨します。
私は独学で美術を勉強し、フリーランスとして活動しながら会社も運営しています。自費で複数の書籍を出版し、自分の作品を通して業界で経験を積んできました。独自の作品スタイルを持ち、それをもとにキャリアを積んできました。
私自身アジアと北米の芸術家コミュニティに接し、独学したおかげで、ほかとは違う作品を作る競争力が身についたと考えています。Colosoとのコラボレーションで生まれたこの講座を通じ、アーティストとしての道のりで培ってきた知識やコツをみなさんに共有することに尽力します。
このテーマを選んだ特別な理由はありますか?
独学で様々なスタイルを試してきたアーティストとして、目標と方向性を見つけられずに困っている多くの受講生をサポートできると思います。私だって同じ経験をしているからです。
他の講座と比べてこの講座が持つ強みは何ですか?
私の講座は、絵を描き始めたばかりで、自分のために絵を描きたい方に役立つと思います。私は作品の技術的な観点よりも、魅力的なアートワークを作ることを重視します。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」そして「ルールは破るためにある」という言葉を信じています。しかしルールを破る前に、まずそのルールを知っておく必要があります。複雑な基本原理を理解する簡単な方法と、それを活かして目標を設定し、自分のスタイルを見つける方法を共有します。
この業界に足を踏み入れることになったきっかけを教えてください。
最初は趣味として始めました。とても小さいころから絵を描くことが好きでした。他の人たちと共有したくて、自分の作品をオンラインにアップロードしました。そんなある日、Comiketサークルの同人プロジェクトに招待され、そのとき、自分にはもっと多くのことができるということに気づきました。
[現在] - Momiji Houseの代表(2020年~現在) [主なプロジェクトおよびコラボレーション] - CatchMyDriftのグッズデザイン - GIGA Music Group VTuberのキャラクターデザイン - VCard TCGのカードイラスト - Comiketサークルと一緒に制作したアンソロジーを共著 - 痛車およびグッズデザインプロジェクト
[現在] - Momiji Houseの代表(2020年~現在) [主なプロジェクトおよびコラボレーション] - CatchMyDriftのグッズデザイン - GIGA Music Group VTuberのキャラクターデザイン - VCard TCGのカードイラスト - Comiketサークルと一緒に制作したアンソロジーを共著 - 痛車およびグッズデザインプロジェクト