男性キャラの立体感攻略、40の実習で仕上げるダイナミックポーズ
講座詳細

硬いキャラクターから脱却!自然さを加える観察ノウハウ
自然なポーズドローイングを仕上げるための核心チェックリスト!どれだけ練習しても上達しない気がするなら、成長を加速させる観察法に注目してください。硬直したポーズから抜け出すためのポイントを確認し、チェックリストを参照しながら実習までしっかり学びます。

魅力的なイラスト演出のための必須スキルのまとめ集
視線を奪うイラストには欠かせない「必須構成要素のまとめ.zip」!魅力的なイラストを作るための基本要素を、要点だけしっかり押さえていきましょう。40の例題とポーズのトレース実習をもとに、人物と空間、アングルと構成を設計する視野を広げ、演出力を高めていきます。

人体に関する理解が急上昇!図形と線でリズム感のある描き方を身につける
人体比率などの基礎理論から、より正確な表現へ導く図形化、そして自然でリズム感のあるポーズを生み出す線まで!正面と側面の両方から男女の人体を観察し、段階ごとに扱う様々なポーズのポイントを見逃さずに学んでいきましょう。

顔から全身まで、段階的に学ぶポーズ演出のスタディ
頭部、上半身、全身の順に反復しながら学習するカリキュラム!ショットのサイズによるポーズの見せ方や活用法を学び、自分のスタイルが込められたポーズを作り上げてください。動作タイプ別のポイントを実際に適用しながら、ポーズドローイングへの自信をしっかり育てていきます。

一気に絵のインパクトを高める立体的なアングルの演出法
平面的な絵から抜け出し、豊かな立体感を生かす構図の演出!ハイアングルとローアングルの理解、パース線上にキャラクターを立てる方法、アングルを活用した様々なポーズまでしっかり学んでいきます。ダイナミックさが際立つ4つの例題を通して、より立体的なイラストを描いてみましょう。

作業速度と学習効率を両立するCLIP STUDIO・3D素材の活用術
ダウンロードだけしておいた素材を、どのように活用すべきか分からないあなたへ!作業が楽にする3D素材の使い方と、使用時の注意点を学んでください。3D素材を学習用の資料に活かすノウハウから、PILL9の実体験までを率直かつ丁寧にお伝えします。
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※講座動画の公開時期や、カリキュラムのイメージ・内容などは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
01. 講座の方向性- 本講座で学ぶ内容
02. イラストの演出- イラストの構成要素 - 演出はどれほど意識すべきか
03. 自然なポーズのためのチェックリスト- ポーズとは? - 自然なポーズのためのチェックリスト活用法
04. キャラクター人体の理解- 男性キャラの人体比率とシルエット(正面・側面) - 女性キャラの人体&男性キャラとの違い(正面・側面) - シンプルな図形で理解する人体
05. 構図とパースの基本- 構図に関する基礎理論 - パースに関する基礎理論
06. ジェスチャードローイング&ラフスケッチ- ジェスチャードローイングの重要性と練習方法 - ラフスケッチの重要性と練習方法
07. [チェック]キャラクターの頭部- 頭部の描き方 - アングル別の変化と重要ポイント - キャラクターの印象を決める要素を理解する
08. 頭部の向きと視線を活用したポーズ- [実習] 正面ポーズ・うつむきポーズ・あおむきポーズ - 視線を不自然にしない方法 - 頭部の向きと視線によって変わるキャラの印象と雰囲気を把握する
09. 手と感情表現を活用したポーズ- [実習] 涙をぬぐうポーズ・顎に手を当てるポーズ・読者に向かって手を伸ばすポーズ - 手のドローイング - 感情演出と手の表現
10. [チェック]キャラクターの上半身- 上半身の図形に筋肉をつけてみよう! 上半身のシルエットスケッチ - 腰と腕の動きをチェックする(上半身の変化)
11. ダイナミックな上半身ポーズ- [実習] 腕と上半身をひねったポーズ3種 - 上半身だけでダイナミックさを演出する - 腕の動きに連動する上半身の部位を理解する - 上半身の回転 - 例題別の演出ポイント
12. [チェック]キャラクターの全身- 下半身の図形にも筋肉をつけてみよう! 全身のシルエットスケッチ - 足と足首をチェックする(下半身の変化)
13. [Level 01] スタンディングポーズ- [実習] 姿勢よく後ろ手を組む半側面ポーズ・片足重心と腕を使ったポーズ・歩いてくるポーズ - スタンディングポーズ3種&ポイント確認(重心と比率) - ポーズ別の演出法
14. [Level 02] 座りポーズ- [実習] ひざまずくポーズ・脚を組んで座るポーズ・片脚を上げて腕をもたせるポーズ - 座りポーズ3種&ポイント確認 - 下半身の変化を理解する(曲げた脚・ひざまずき) - ポーズ別の演出法
15. [Level 03] アクティブなポーズ- [実習] ジャンプ・剣を振るポーズ・ギターを弾くポーズ - ダイナミックな全身ポーズ3種&ポイント確認 - 動きを強調するポイントをチェックする
16. [基礎]ハイアングルとローアングル- ハイアングルとローアングルを理解する - 写真を活用してハイアングルとローアングルの人体を表現する
17. [応用]ハイアングルとローアングル- [実習] ハイアングル:見上げる全身・不安気な上半身 - [実習] ローアングル:見下ろす上半身/傲慢さを感じる全身 - パース線上に立てる方法 - ポーズ別の特徴(比率・雰囲気) - ポーズ別の演出法
18. ハイアングルとローアングル表現の注意点- アングル別の注意事項&よくあるミス
19. 短縮法- [実習] 手が強調された上半身・下半身から足を強調した全身 - 立体感を最大化する短縮法の理解 - 短縮法を使う際の注意点 - ポーズ別の演出法
20. [Level 01] 使い方しだいで強力な味方に:3Dツールのポーズ&構図TIP- 3Dモデルを読み込む - 人体比率の調整 - カメラ、ポーズ、オブジェクトなどを活用する - 照明の設定
21. [Level 02] 私の間違いノート:3Dモデルに依存しない方法- 3Dモデルを使った人体チェック - 3Dモデルで資料探しの時間を短縮する方法 - 3Dモデルのスタディ:明暗の勉強法などを紹介する
22. 資料を活用した実践イラスト01- イメレスツールの活用TIP - 資料を使ってイラストを仕上げる
23. 資料を活用した実践イラスト02- イメレスツールの活用TIP - 資料を使ってイラストを仕上げる
24. 資料を活用した実践イラスト03- イメレスツールの活用TIP - 資料を使ってイラストを仕上げる
25. 残業しがちな人のための仕事とイラストを両立するコツ- ラフから線画、そして色塗りまで、手が鈍らない自分だけの創作ルーティン作り - スキマ時間を活用する?ルーティンになるマインドセット - 運動が面倒でも、これだけは必ず!
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Clip Studio Paint 4.0
※円滑な受講のため、該当バージョンのご使用を推奨します。
こんにちは、イラストレーターのPILL9です。仕事とイラストを両立していた頃、限られた時間の中でしっかり勉強することは簡単ではありませんでした。焦りや不安を覚えることもありましたが、それでも絵への愛情だけは失わないように努力し続けました。その過程で私は自然と「学ぶ」という分野にも興味を持つようになりました。
今回の講座は、そのような私の経験と蓄積してきたデータをもとに、まだ絵の勉強が難しく感じられたり、どう進めればいいのか悩んでいたりする方々に寄り添う形で始めていきたいと思います。様々な例題を通してスタイリッシュなキャラクターポーズを一緒に描きながら、それぞれのペースに合わせて一歩ずつ進んでいける時間になれば幸いです。
普段の制作において、ご自身の強みは何だと考えていますか?
普段から演出に強い関心を持っていたので、それが自然と私の創作活動にも溶け込んでいきました。複雑に感じられる表現の過程も、その悩みを含めて楽しみながら、自分なりの答えを見つけて制作を積み重ねてきました。今回の講座も、そうした経験をもとに、皆さんと一緒に楽しめる内容にしたいと思っています。
お話しいただいたご自身の強みは、本講座のカリキュラムの中にどう反映されていますか?
今回の講座は、初心者の方でも興味を失わず、気軽に作業が始められるように、必要な理論は押さえつつも、比較的に取り組みやすい構成にしてみました。悩む時間は減らしつつ、楽しさは増やし、表現の幅を少しずつ広げながら成長していく自分自身に、きっと達成感を感じていただけるはずです。
今回の講座の企画意図と差別化ポイントは何ですか?
今回の講座では、男性キャラクターのイラストを中心に取り上げます。キャラクターの魅力を最大限に引き出すポイントを共有し、段階的にポーズドローイングのスキルを伸ばしていけるように構成しました。各要素の基礎力をしっかり固めるのはもちろん、実際の創作にもすぐ応用できるよう、様々な例題と学習用のファイルも合わせてご用意しています。
最後に受講生や後輩に向けてメッセージをお願いいたします。
一人で絵を描き、学び続けるというのは、とても孤独で、時には心が折れそうになることもあります。うまくできているのだろうか、続けてもいいのだろうかなどの問いを自分に向けてしまう時間は、決して楽なものではありません。私も同じような時期を長く経験してきたからこそ、その気持ちに人一倍寄り添えると思います。それでも、皆さんは今も絵を描き続けていますよね。その中には、確かな愛情が宿っているはずです。結局、迷いや問いかけは創作を愛する心から生まれたものだと思います。だからこそ、皆さん自身の悩む姿も、大切にしてあげてほしいです。輝いている自分自身を信じ、応援し続けてください。その気持ちこそが、必ず皆さんを前へと導いてくれると私は信じています。