プロへの第一歩!マルチに活躍するためのスキルとポートフォリオ制作
講座詳細

ゲーム企業とフリーランスの仕事内容
企業所属時とフリーランス時の実体験を基に、それぞれの働き方や、チームでの連携、具体的な仕事の種類についてお教えします。また、面接官としての自身の経験から、ポートフォリオのどの部分を重視していたかを解説。受講生が自身のキャリアの方向性を検討するための具体的な材料を提供します。

キャラクター制作と衣装デザイン
実務を想定した指示書づくりを通して、オリジナルキャラクターを実際に制作するプロセスを身につけます。OC制作が書籍やゲーム、TCGなどさまざまな案件で役立つ点を解説し、さらに案件でよく求められる既存キャラクターの衣装デザインの考え方も紹介することで、仕事の流れをより具体的にイメージできるようになります。

立体感と動きを出すコツ
「なんとなくパッとしない」「動きが固い」など、具体的な原因が特定できない時のためのヒントとなる知識や考え方を共有します。イラストの立体感を向上させる光のロジックや、単調なイラストから脱却するための動的な表現方法など、クオリティアップを助ける核心技術を解説します。

複数人数を描く際のポイント
多くの人が苦手とする複数人を描く一枚絵の制作を克服するための論理に基づき解説します。メイン、サブキャラクター、背景といった要素を整理し、構図、配置、パース、ライティングを具体的に掘り下げます。講師の実践的な解決策や練習方法を見ることで、具体的な技術を習得できます。

魅力的なミニキャラの描き方
グッズ制作やSNSスタンプなど、多様な用途に活用できるSDキャラクターの制作技術をお教えします。頭部と体の比率、髪のボリューム、目のサイズ、全体のバランスなど、ミニキャラ特有の構成要素を一つ一つ丁寧に解説。シンプルでありながらリッチな印象を与える塗り方をお伝えします。

イラストのクオリティを高める方法
制作したイラストを商業レベルに引き上げるための最終工程の技法を解説します。エフェクトの追加、空気感の演出、そして全体の雰囲気をコントロールする仕上げの加工部分など、イラストのクオリティを底上げするための具体的な手法を共有します。すぐに自身の作品に反映できる実践的な知識を学ぶことがきます。
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
01. 自己紹介、講座内容の説明・自己紹介 ・これまでの経歴
02. イラストを仕事にしたい方へ・講座の目的 ・講座を通して得られるもの
03. どんな仕事なのか・イラストレーターの仕事の内容
04. フリーランスについて・仕事を受けるためにした工夫 ・各企業の担当者はどんなポートフォリオを見て仕事を依頼するのか ・ポートフォリオについて ・仕事の種類 ・受注から納品までの工程 ・フリーで良かったこと
05. ゲーム会社について・企業に就職する際にしたこと ・ポートフォリオについて ・仕事の種類 ・受注から納品までの工程 ・経験談、企業勤めで良かったこと
06. 必要なスキルについて・身についたこと、良かったこと ・ポートフォリオの準備
07. コンセプト決め(男女立ち絵)・実際に仕事を想定した指示書を作成 ・ポートフォリオを意識した制作
08. カラーラフ①・全体のボリューム感の把握 ・大まかな形とり
09. カラーラフ②・ディティールを詰める
10. 線画&下塗り・線画に起こす際のポイント ・時短の手法
11. 着彩①・顔と髪の着彩
12. 着彩②・衣装と装飾の着彩
13. 仕上げ、振り返り・全体の仕上げ ・クオリティの確認
14. カラーラフ①・全体のボリューム感の把握 ・大まかな形とり
15. カラーラフ②・ディティールを詰める ・女性キャラとの違い(体型・シルエットなど)
16. 線画&下塗り・線画に起こす際のポイント ・時短の手法
17. 着彩①・女性キャラとの違い(顔と髪)
18. 着彩②・衣装と装飾の着彩
19. 仕上げ、振り返り・全体の仕上げ ・クオリティの確認
20. 構図ラフ・全体のボリューム感の把握 ・大まかな形とり
21. カラーラフ①・ディティールを詰める(メインキャラクター)
22. カラーラフ②・ディティールを詰める(サブキャラクター)
23. カラーラフ③・ディティールを詰める(背景) ・全体の調整とパース感の確認
24. 線画下塗り①・線画に起こす際のポイント(キャラクター) ・時短の手法
25. 線画下塗り②・線画の有無を使い分ける(背景)
26. 着彩①・光源を意識したベースの塗り ・キャラクター近景
27. 着彩②・キャラクター中景
28. 着彩③・キャラクター遠景
29. 着彩④・背景の着彩
30. 仕上げ、振り返り・全体の仕上げ ・クオリティの確認
31. カラーラフ・全体のボリューム感の把握 ・シルエット、バランスの解説
32. 線画下塗り・線画に起こす際のポイント
33. 着彩・シンプルかつリッチな塗りの技法
34. 仕上げ、振り返り・全体の仕上げ ・クオリティの確認
35. まとめ・目標を設定する ・どんなイラストレーターになりたいのか
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
CLIP STUDIO PAINT 4.0
※プログラムの注意事項必要に応じて作成
こんにちは、イラストレーターのつなかわです。高校から美術を専門的に学び、卒業後はゲーム開発会社でアートディレクター兼イラストレーターを数年間務めました。現在はフリーランスとして、書籍、MV、VTuber、ゲームなど、多岐にわたる分野でイラスト制作に携わっています。
この講座では、私が実務で培ってきた「仕事につながるキャラクター制作の考え方」と、「クオリティを底上げする技術」を余すところなくお伝えします。イラストを趣味で描くことに留まらず、活動の幅をさらに広げたい方に向けて、私自身の経験に基づいてお話しします。この講座が、絵を仕事にしたいと願う皆さんにとって、確かなプロへの第一歩となれば幸いです。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
立ち絵は意識して描かないと動きが固くなりがちで、一枚絵では背景に苦手意識がありました。「描けるものは多い方がいい」という考えのもと、自分が上手く描けていない部分を分析し、他の方のイラスト研究やメイキング動画の視聴、実践を繰り返すことで少しずつ習得してきました。
イラストを制作する際、どの部分に一番力を入れていますか?また、それを表現するスキルにはどのようなものがありますか?
キャラクターイラストを描くことが多いため、顔と髪は特に力を入れており、イラストの中でも真っ先に目が向く重要なポイントだと考えています。具体的な技法はもちろん、魅力的な表情づくりや髪・顔の塗りでキャラクターをどう引き立てるかを常に意識しながら制作しています。
講師さまがお考えになる、イラストレーター分野の市場性、展望についてお話ください。
イラストレーターの仕事は幅広く、どんなエンタメとも相性が良いと感じています。流行の移り変わりが早く、新しいエンタメも次々と生まれていく中で、イラストレーターに求められる役割も変化していくと思いますが、その分活躍できる場も十分にあると考えています。こうした変化に柔軟に対応し続けることに加え、将来的にはクライアントワークだけでなく、SNSの活用やOC制作など「その人ならではの魅力」を発信する方法を探っていくことも重要になると感じています。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
絵を描いていると、全く描けない日があったり、上手く描けたと思った絵が翌日見るとそうでもなかったりすることがあります。一方で、ある日突然これまで描けなかったものが描けるようになったり、驚くほど調子よく描ける日があったりすることもあります。こうした経験を何度もしてきた方は多いのではないでしょうか。私は、この変化こそが絵の面白さだと感じています。描いた絵に完全に満足していたら、とっくに描くのをやめていたと思います。ポジティブな意味で満足しきれないからこそ、もっと上手くなりたいと思い、描き続けられるのだと感じています。それでも思うように描けない日はつらいものです。だからこそ、私の講座が少しでも前向きにイラストを楽しむきっかけになり、イラストレーターを目指す方が増えてくれたら嬉しいです。
【経歴】 高校から美術について学び、卒業後はゲーム開発会社でアートディレクター兼イラストレーターとして数年勤務。 現在はフリーランスのイラストレーターとして活動中。 【参加プロジェクト】 ・ZX_TCG ・hololive OFFICIAL CARD GAME ・にじさんじKV グッズ ・めておらミニキャライラスト ・アルファポリス書籍イラスト 【公式ファンアート】 ・原神 SNSイラスト ・ゼンレスゾーンゼロ PRイラスト
【経歴】 高校から美術について学び、卒業後はゲーム開発会社でアートディレクター兼イラストレーターとして数年勤務。 現在はフリーランスのイラストレーターとして活動中。 【参加プロジェクト】 ・ZX_TCG ・hololive OFFICIAL CARD GAME ・にじさんじKV グッズ ・めておらミニキャライラスト ・アルファポリス書籍イラスト 【公式ファンアート】 ・原神 SNSイラスト ・ゼンレスゾーンゼロ PRイラスト