[Course]カーデザイナー,ルク・ドンカーヴォルケ_루크동커볼케_GL Details
ITからアート、金融、ビジネス、さらに未知の領域へ。
各分野の第一人者がColosoに集結、インスピレーションと知見を届けます。
ルク・ドンカーヴォルケのバリュー
お試し動画
講座の様子を少しだけ公開します!
- ミニ(Mini)やポルシェ・911のように強い個性が世界的な成功を成し遂げている理由
※日本語字幕が表示されない場合、字幕ボタンをオンにしてください。
講座のおすすめ
こんな方におすすめです
この講座のポイント
ブランドアイデンティティの設計
自動車1台にブランドの哲学とDNAを込めて視覚的に表現する「ブランドアイデンティティ」設計の秘密を学びます。ブランドが持つ固有の価値とストーリーをデザイン言語で表現し、消費者に強烈な印象を残す戦略を探ります。
戦略的なデザイン思考
デザインがどのようにブランドの「購買力」を高め、ビジネス成果に結びつくのか、「戦略としてのデザイン」を理解します。単なるアート要素のデザインではなく、市場分析と消費者心理を反映した戦略的ツールとして活用する方法を探ります。
伝統とイノベーションのバランス
偉大なレガシーを尊重しつつ、人々を熱狂させるアドレナリンを創造する、「デザインのバランス感覚」を身に付けます。過去のブランドアイデンティティを保ちながらも、現代的な感覚と革新的なアイデアを調和させるデザイン戦略を学びます。
Philosophy
ルク・ドンカーヴォルケの哲学
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デザインは芸術ではなく、問題解決である「デザイナーは芸術家ではありません。」彼にとってデザインの最重要役割は、問題点を発見し、技術に基づいた解決策を見出すことです。デザインはスタイリングやアートではなく、美学と機能の両方を含める、顧客の暮らしを改善する仕事なのです。 -
確かなアイデンティティが普遍性を生み出す"全ての人を満足させようとする「スイスアーミーナイフ症候群」の罠を批判し、ミニ(Mini)のように個性が強いクルマがむしろ世界中で愛されていると述べます。確かなアイデンティティこそが国境を越えて新たな価値を伝える真の普遍性を有することになります。 "
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機能とデザインは一体である「ランボルギーニにおける車体は、エンジンカバーに過ぎませんでした。」彼は「エンジン最優先」という古い考え方に反対し、機能とデザインは一つの価値を共有し、互いに調和すべきだと強調します。技術がデザインを台無しにしたと非難することはできず、デザインと技術が融合する時にこそ、より優れたデザインが誕生するのです。 -
ロゴはブランドのDNAそのものである「デザインは企業のDNAを現実のものにしたもので、DNAはロゴから始まります。」特にKIAのロゴを変更した事例からは、単なる認識の現代化を超えて、ブランドのクリエイティビティを引き出し、企業を根本から変革するプロセスでした。ロゴに疑問を抱くのは、新たなデザイン哲学を受け入れるということなのです。
カーデザイナー
ルク・ドンカーヴォルケ
「私はルク・ドンカーヴォルケです。現代自動車グループのチーフクリエイティブオフィサーを務めています。」
アフリカと南米で育ち、実用的な車の中でフランスの漫画を読みながらスポーツカーデザイナーを夢見ていました。ベルギーで工業工学を専攻した後、スイスで工業デザインを学び、18歳まで10か国で暮らした様々な文化的経験は、彼のデザイン哲学に深みを与えました。
アウディでキャリアをスタートし、夢だったランボルギーニのデザインを担当してムルシエラゴを誕生させました。その後、ベントレーでも活躍しました。その後、22年間在籍したフォルクスワーゲン・グループを離れ、現代自動車グループに参画し、「無」から創り上げるジェネシスブランドのデザインアイデンティティを構築する、特別なミッションに挑みました。

ルク・ドンカーヴォルケ
現)ベルギー出身のカーデザイナー
【経歴】
- 2023年~ グローバルデザイン本部の最高デザイン責任者
- 2020年~ 現代自動車グループ チーフクリエイティブオフィサー
- 2018~20年 ヒュンダイ・KIA・ジェネシス チーフデザイナー
- 2016~18年 現代自動車グループ デザイン長
- 2012~15年 ベントレーのデザインディレクター
- 2006~12年 セアト(SEAT)デザインディレクター
- 1998~05年 ランボルギーニのデザイン部長
- 1992~97年 アウディ、シュコダデザイナー
- 1990~91年 プジョーデザイナー
【受賞】
- 2023年 米ニュースウィーク「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」
- 2022年 ワールド・カー・アワード「パーソン・オブ・ザ・イヤー」
- 2019年 AUTOBEST「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」
- 独「レッド・ドット・デザイン賞」3回受賞、 「欧州デザイナー・オブ・ザ・イヤー」など受賞多数
- 世界的に権威あるデザインアワードを15回受賞
講座内容
下記のような内容を学べます。
デザイナー、国境を越える
ランボルギーニのデザイナーがイタリア人ではないことを明かすことはできないと、自分の存在を隠さなければならないと言われました。つまり、「ゴーストデザイナーになれ」ということでした。それでも、私はランボルギーニをデザインできるなら構わないと答えました。結局、会社は事実を明かし、私はデザインに対する業績を認められるようになりました。ベントレーでも同じでした。デザインは国境を越えるものだと気づかされました。
時代を先取りしすぎた失敗、「アウディ・A2」
1997年にデザインしたアウディ・A2は、時代を先取りしすぎたものでした。当時の人々は持続可能性や環境への配慮に興味がありませんでした。デザイン効率の面では完璧でしたが、その当時は誰も問わなかった質問への答えだったため、成功しませんでした。私たちは既に未来にいましたが、人々は未来を生きているわけではないのです。しかし、私たちは成功よりも失敗からたくさんのことを学べます。
「ポニー」から始まった現代自動車のDNA
現代自動車という企業を再創造する必要があった時、私たちは会社の根幹である「ポニー」をオマージュする方法を選択しました。アイオニック5は、ポニーのDNAを再解釈したモデルです。レトロではなく未来志向のクルマですが、最初の現代のクルマの特徴を継承しているので、伝統性をも備えています。50年前にポニーをデザインした私のメンターであり英雄のジョルジェット・ジウジアーロを再び招き、ポニークーペを復元したのも、その理由からです。








