プロダクトデザイナー,松山祥樹_마츠야마 Details
トレーラー
プロダクトデザイナー
松山祥樹
必須ツールの基本を学びながら
プロダクトデザインのワークプロセスを習得

インハウスデザイナーおよび
フリーのプロダクトデザイナーとして
活躍する松山祥樹。
プロダクトデザインにおける
ワークプロセスに焦点を置き、
4点の例題制作を通して、
デザインを制作する際に必要となる
基本ツールの使い方までお教えする講座です。
まずは、3Dソフト「Rhinoceros」を用いた
基本のモデリングから練習。
3Dレンダリングに活用する「Keyshot」や、
デザイン検討において必要な「Illustrator」の
基本操作等についても解説します。
次に、リモコンのデザインを通して、
様々なツールを用いた
デザインワークプロセスを体験。
Illustratorを使った簡易的なプロトタイプ、
操作スイッチの検討を行い、
Rhinocerosを用いて3Dモデルを
作成していきます。
後半では、
リサーチとアイデア発想や整理の方法、
ラフモデルによる検証など、
さらに本格的なプロセスを実践。
Rhinocerosでのモデリング制作では、
基本的な形状に加え、
複雑な曲面のモデリング方法も紹介します。
最後は、モデリングの中でも難易度の高い、
滑らかな曲線が特徴の
オブジェクトのデザインに挑戦します。
幅広いデザインを手掛けてきた
松山祥樹だからこそ教えられるノウハウを、
Colosoで体験してください!

講座情報
本数:20本の映像
難易度:初級
無期限視聴

使用プログラム
Rhinoceros (Rhino 6以降推奨)
Adobe Illustrator (2020以降推奨)
※講座内でKeyshotについて説明を行いますが、上記のツールのみでも受講に支障はありません。

動画情報
オンラインVOD
オーディオ:日本語
字幕:日本語

講座特典
作品数:4点
課題の3Dモデルデータ(Rhinoceros)
課題の参考データ(Illustrator)
ペーパープロトタイプのサンプル図(PDF)
その他多数提供
オブジェクトとしての美しさと
機能が融和したデザインが特徴的な
松山祥樹のポートフォリオ
4点の課題制作に沿って
プロダクトデザインのワークプロセスを学びます

Rhinocerosによる基本的なモデリング方法

Illustratorを用いたディメンションスケッチによる検討技法

リサーチを通したアイデア展開

製造の基本的な知識や制約条件のポイント

素材や質感を考慮したデザイン検討

初期検討における簡易的な試作プロセス
※印刷や厚紙の用意が必要です

曲面のモデリング方法

有機的な形状を特徴としたデザイン検討

課題1
小物を入れるトレーのデザイン

課題2
部屋の照明を操作するシンプルなリモコンのデザイン

課題3
オンライン学習を行う人のためのプロダクトデザイン提案

課題4
曲面を特徴としたオブジェのデザイン
松山祥樹
プロダクトデザイナー
こんにちは。
プロダクトデザイナーの松山祥樹です。
暮らしの営みや
自然の美しさといった要素を軸に
「静かで暖かみのある造形表現」を
テーマとして、
国内外問わず幅広くデザインを
提供してきました。
また、日本国内の総合電機メーカーの
インハウスデザイナーとしても、
多様な研究開発に携わっています。
プロダクトデザインは、
自分自身が何か最終的な完成品を
作るわけではなく、
設計者となるエンジニアと共に
材料や加工方法などを考えながら、
製品の完成度を高めていきます。
そのため、デザイン提案においては、
ある程度の生産や設計を見越した考え方や、
細かい修正や変更に対応するための
モデリングなどが重要になります。
この講座では、
ツールの基本を学びながら、
プロダクトデザインの検討プロセスを
お伝えしていきます。
アイデアをカタチにしてみる楽しさや、
デザインの完成度を高めるための
ブラッシュアップの考え方など、
"良いモノ"を生み出せる
プロダクトデザイナーになるための
第一歩を掴んで頂ければと思います。


松山祥樹
現) プロダクトデザイナー
【受賞】
- Archiproducts Design Awards / Winner 2022
- グッドデザイン賞 / 2016, 2021, 2022
- LEXUS DESIGN AWARD / Winner 2014
- 富山デザインコンペティション / グランプリ 2012
など
【展示会】
- DESIGNART TOKYO (日) 2017, 2018, 2021
- Salone Satellite (伊) 2019
- AnyTokyo (日) 2014, 2019
- Milano Design Week at Spazio Rossana Orlandi (伊) 2016, 2017
など
この講座のポイント
プロダクトデザインのための
基礎知識や考え方
プロダクトデザインに必要となる基礎知識を理解し、同一設計条件でのデザイン展開や、設計者や職人といった作り手、チームとしてのクライアントと共にデザインを作り上げる上での、姿勢や考え方を習得します。

アイデアを
具体化していくための
ツール活用方法
考えたアイデアを具体化するため、2Dのグラフィックソフトや3Dモデリングソフトといったツールの基本的な操作方法を学びます。スピーディに検討を進め、かつデザインの内容を第三者に伝えるための表現方法やコツなどもお伝えします。

目的に応じた効果的な
デザイン検討プロセス
デザインの検討には、デジタルツールでのスケッチやモデリングだけでなく、手で触れるようなフィジカルなプロトタイプも大切です。検討の解像度と、それに要する時間や労力のバランスを考慮しながら、効果的な検討プロセスを考えていきます。

講座内容
下記のような内容を
学べます。
-
プロダクトデザインの基本的な知識素材に応じた加工方法や表面処理の種類、製造条件などの基礎的な知識をもとに、モノをデザインすることの基本的な姿勢を習得します。
-
検討要素に対する適切なツール活用検証すべきデザインの要素に応じて、それに適切な解像度と時間や労力、コストのバランスを考えながら、各種ソフトの使い方を学んでいきます。
-
簡易的な試作や
モックアップの重要性デジタルツールによるデザインの検討だけでなく、初期の簡易的なデザインワークプロセスの実践も行うことで、その重要性を体感してもらいます。
-
リサーチや暮らしの
洞察からのアイデア検討日々の暮らしやユーザーの体験を洞察し、デザインの入り口となるアイデアやコンセプトの導き方といった、「気づき」を整理する方法をお伝えします。 -
製造条件を考慮した
デザイン展開素材や加工・製造条件などの基本的な知識をもとに、造形トレーニングを通して、抜き勾配や表面処理を考慮したアイデアやデザインの展開について解説します。 -
ディティールの処理や
こだわりの姿勢曲面の構成や細かいディティールの検討、ブラッシュアップを行いながら、「こだわって考える」姿勢を習得してもらいます。
(자동 구성) 가격이 인상됩니다.
カリキュラム
カリキュラム内容の
ご紹介
SECTION 01. オリエンテーション
01. オリエンテーション
- これまでのデザイン事例
- 講座の全体概要
02. プロダクトデザインの概要とプロセス
- プロダクトデザインとは
- 検討プロセスについて
- ツールの使い分け
SECTION 02. デザイン検討における基本的なツールの練習
03. Rhinocerosの基本操作①
- モデリング前の準備
- 主な使い方や操作
- 基本的なモデリング
04. Rhinocerosの基本操作②
- 基本的なモデリング
- ディティールのモデリング
05. 3Dレンダリングのための、Keyshotの基本操作
- ワークプロセスでの考え方 -CMFの概要-
- 基本的な使い方
- 基本的な見せ方や表現について
06. プロダクトデザイン検討におけるIllustratorの基本操作
- ワークプロセスでの考え方 -スケッチ-
- 基本的な操作
- ディメンションスケッチの書き方
SECTION 03. 様々なツールを用いたデザインワークプロセス
07. Illustratorによる検討
- 課題の要件や概要
- ワークプロセスでの考え方
- 初期スタディ
- 簡易的なプロトタイプ
- 操作スイッチの検討
08. Rhinocerosを用いた3Dモデルの作成①
- 樹脂成型に関する基本的な知識 -抜き勾配について-
- Rhinocerosによるデザイン展開
09. Rhinocerosを用いた3Dモデルの作成②
- Rhinocerosによるデザイン展開 - 制約の中での造形展開 -
SECTION 04. プロダクトデザイン実践 トレーニング
10. リサーチとアイデア発想
- 課題の要件や概要
- デザインリサーチ
- 気づきの抽出
11. アイデアの整理
- 気づきのポイントの整理
- 必要な構成要素の整理
12. ラフモデルによる検証
- ラフモデルの制作
- 形状や使い心地の初期検討
- 使用空間での検証
13. Rhinocerosを用いたデザイン検討①
- 基本形状のデザイン検討とモデリングまで
14. Rhinocerosを用いたデザイン検討②
- ディティールのデザイン検討とモデリングまで - 複雑な曲面のモデリング方法 -
15. Rhinocerosを用いたデザイン検討③
- 最終デザインの完成まで
- ドキュメント用イメージの作成(Keyshotレンダリングを含む)
16. 版下データの作成
- 文字調整の基本的な考え方
- 印刷データの作成(シート印刷の場合)
17. ドキュメントの作成
- ワークプロセスでの考え方
- プロトタイプ指示書の作成
SECTION05. プロダクトデザイン応用 造形トレーニング
18. オブジェのデザイン
Rhinocerosを用いた有機的形状のモデリング
- 課題の要件や概要
- 有機的形状のモデリング
19. オブジェのデザイン
ペーパーモデルを用いた立体物の製作
- 有機形状のラフプロト制作
- 使用空間での検証
SECTION 06. これからのプロダクトデザインについて
20. プロダクトデザインにおけるマインドセット
- 講座の総括
- これからのプロダクトデザインの姿勢としてお伝えしておきたいこと
インタビュー
プロダクトデザイナー
松山祥樹が
お話したいこと

該当の分野を勉強している方が一番難しく感じている点と、この講座を通してその点をどの様に解決できるでしょうか?
これからプロダクトデザインを学ぼうとする方や、3Dモデリングソフトに初めて触れる方々は、何か漠然とした難しさやハードルの高さを感じるかもしれません。本講座では、そんな方々にもまずは気軽にソフトに慣れてもらいながら、プロダクトデザインの基本を学んで頂けるよう、身近なプロダクトを例題に課題を設定しています。課題を通して、自分なりの考え方や、生活の仕方、独自のアイデアを元に様々なデザインを展開し、モノをデザインする楽しさを感じてもらえたらと思います。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
ある程度ツールを習得すると、表現の自由度が高まる分、実際の製造や生産手法とかけ離れてしまうことが増えてきます。すると、提案のイメージとしては魅力的な物が、実際の製品として大きく印象が変わってしまったり、そもそも制作が実現しないということが発生します。一つの物が、それを構成する部品が、どうやって作られて、組み立てられているのかを少しずつ学び、条件を理解しながらデザインを考えるように努力しました。
プロダクトデザインを表現するにあたって、大切なポイントは何になりますか?
プロダクトデザイナーは、自分自身が最終的な物を完成させるわけではなく、作り手やエンジニアとの協業により、最終的な設計を完成させ、職人や工場の作業者が組み立てることで完成します。そのため、我々が作るのはあくまで製品のイメージやプランです。また、用いる素材や加工方法、製造のコストなどもプロジェクトによって様々で、その中でより良いプロダクトを生み出していくためには、作り手やエンジニアから多くのことを学び、理解して取り入れて行くことが必要です。真摯で丁寧なコミュニケーションを通して、様々な課題をクリアしていく姿勢が大切だと思います。
受講生に向けて
メッセージをお願いいたします。
課題として提示された事例は、一見すると地味でつまらなく感じるかもしれません。もっと先進的だったり、未来感のあるプロダクトを期待する方もいるかもしれません。この講座では、一般的なツール習得のチュートリアルというよりは、デザインのワークプロセスにおいての考え方や試行錯誤に焦点を置き、その中でツールの使い方を学んでいきます。例えば、ごくありふれた単純なリモコンに、どういったことを考え、どのようにアイデアを展開し、どういった観点で見極めていくのか、といったその「流れ」を体感して頂ければと思います。
使用プログラムについて
ご案内します。
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Rhinoceros (Rhino 6以降推奨)
Adobe Illustrator (2020以降推奨)
※講座内でKeyshotについて説明を行いますが、上記のツールのみでも受講に支障はありません。

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