こだわり派のためのぬい制作|顔刺繍&デザイン実践メソッド
講座詳細

ぬいデザインの流れ
テーマ設定からモチーフ選定、配色まで、ぬいのデザインの流れを学べます。犬張子の実例を通じて、立体化を見据えたシンプル化や制作途中でのアレンジ思考を、犬張子モチーフの実例を通して解説します。

ステッチ練習
ぬい制作に欠かせない刺繍について、バックステッチ、アウトラインステッチ、サテンステッチ、ロングアンドショートステッチの4技法を基礎から解説します。各ステッチの特性に応じた使い分けや、実践的な縫い進め方と、仕上がりを整えるための細かな技術をお伝えします。

お顔の刺繍
顔は誰もが注視する部分であり、ぬいぐるみの豊かな表情と動作を司るパーツです。パーツごとの刺繍の方法や、刺繍を施す順番を丁寧に解説。布の横伸びを防いで既製品のように仕上げるコツもご紹介します。

前髪の縫い付け方
刺繍が完成した顔に、前髪を縫い付けていく手順を解説します。布の切り出し方のコツから、図案を写した刺繍シートを挟むときの目印の付け方まで、ズレを防ぐためのポイントをご紹介。顔と前髪が自然になじむよう、きれいに仕上げる手順をわかりやすく学べます。

頭の立体方法
顔の刺繍と耳、顎や後頭部のパーツを縫い合わせ、頭を立体に仕上げていきます。ダーツの多いパーツ同士でも左右対称にきれいに縫い合わせるコツをご紹介。正面から見たときのバランスを整えつつ、どの角度から見ても崩れない、きれいなフォルムを目指します。

体づくりと頭とのドッキング
パーツの多いボディの縫製と立体化の工程を細かく説明します。曲線部の始末やダーツ部分の縫い合わせのコツ、また、出来上がった頭部と身体を繋ぎ合わせる際に行うコの字縫いについても解説していきます。
※下記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
※収録の都合上、制作に問題のない範囲で一部工程がカットされています。予めご了承ください。
01. 自己紹介・講座説明- 簡単な自己紹介 - 10センチの棉花娃娃の制作
02. ぬいの種類やアレンジの幅について- 日本のぬい、棉花娃娃との違い - 棉花娃娃の大きさ、体型など
03. 使用する道具や材料について- ぬいぐるみを制作する際に必要な道具の紹介 - あると便利な道具
04. デザイン画- 作りたいテーマからデザインを膨らませる - デザインの落とし込み方、配色
05. ステッチの練習- バックステッチ - サテンステッチ - ロングアンドショートステッチ - アウトラインステッチ
06. 下準備- デザイン画と型紙を転写して準備する
07. 目以外の刺繍- 二重ライン、口の刺繍
08. 上まぶたの刺繍- まつげの刺繍 - きれいな見た目にするコツ
09. 目のふちの刺繍- 見栄えのコツ(横伸び防止・既製品のような見た目にするコツ)
10. 目のハイライト- ハイライトに限らず、小さなパーツを優先する意味
11. 目の中の刺繍- 目のベース色を埋める
12. 刺繍シートに転写・前髪の型紙を切り出す- 転写、前髪の布セットまで
13. 前髪の縫製- 前髪の縫い付け(カチューシャの刺繍) - まゆげの刺繍
14. 顔の形に切り出す・後頭部パーツの用意- ダーツまで縫っておく - 後頭部パーツの縫い合わせ
15. 耳パーツの用意- 型紙づくり - 縫い合わせ
16. 頭の縫い合わせ- 顎の縫い方 - 綿入れ
17. ボディに必要なパーツを切り出す- 切り出す時のポイント
18. 体の縫い合わせ- 綿入れまで
19. 頭と体のドッキング- コの字とじのやり方
当講座で使用する詳細な準備物につきましては、「カリキュラムの詳細」をご確認ください。
こんにちは、ぬい作家のしらたまです。私は2022年より本格的にぬいぐるみ制作を開始し、SNSでの活動やショップ「あんみつ工房」の運営を通じて、これまでに約250体のオリジナルのぬいぐるみを制作してきました。緻密な刺繍と独創的なキャラクターデザインを得意としており、毎月季節の花や旬の食べ物などのテーマやモチーフを決めて6体前後のぬいぐるみを作っています。
自分が思い描く「可愛い」という感情が形になり、日々の生活を潤してくれる存在へと変わるプロセスは、一種の魔法のような体験です。この講座では、私が試行錯誤の末に確立した、理想のお顔を作る刺繍技術やデザインの思考法を余すことなく共有します。みなさまが自分だけの魅力的なぬいぐるみを生み出し、素敵な生活を送るためのお手伝いができれば幸いです。
本講義を制作する上で、講師さまのみの強みがあれば、どういう部分ですか?
ぬいぐるみを作り始めてから3年ほどで250体近く制作を行いましたが、1体として同じデザイン・表情の子が居ないことです。同じモチーフを用いていないのも理由のひとつではありますが、意図的に瞳の表現や使用する糸や布を変えて制作をしています。世界にひとつだけのデザインの手縫いぬいぐるみをお求めいただけるのが「あんみつ工房」の強みです。
該当の分野を勉強している方、この講座を受講しようか悩んでいる方は、どういう部分を一番難しいと思っているでしょうか?本講義を通じて、そのような部分をどういう風に解決できるでしょうか?
ぬいデザインについて展開している書籍や動画はまだ少ないと思うので、情報を求めている方は多いと思います。デザインに落とし込みたいモチーフの何をどう表現するか、何を使って表現するかなど、私なりのやり方ではありますが、どのようにぬいぐるみをデザインするか考える一助となれば幸いです。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
実は毎月ぬいぐるみを制作する上でデザインに一番苦労しています。こちらも同じモチーフを使わないと言う縛りが要因ではありますが、例えばモチーフが「花」と言う場合、世の中に溢れる他クリエイターの素敵なデザインとどう差別化を図るか頭を悩ませることが多いです。その花の色や形や香りや季節、花言葉を調べ、たくさんの情報を自分の中に落とし込んで解釈を深めることを続けています。
ぬいを作る際、どの部分に一番力を入れていますか?また、それを表現するスキルにはどのようなものがありますか?
ぬいぐるみを本格的に作り始めた頃から顔の刺繍には力を入れています。誰もが注視する部分であり、ぬいぐるみの豊かな表情と動作を司るパーツとして、イラストと同様に最も重要な部位だからです。刺繍はとにかく慣れが必要だと思います。特別なスキルは必要ないと考えていますが、その分手技に慣れることが重要です。積み重ねた結果、気が付いたら自分の刺繍に驚く日が来ると思います。