[10月0円]VFXアーティスト,涌井嶺_와쿠이 Details
トレーラー
VFXアーティスト
涌井嶺
「Blender」で創り出す
現実世界のようなリアルなVFX映像

3D背景と人物が自然に調和した
リアルなVFX映像で高い評価を受ける、
VFXアーティストの涌井嶺。
今回の講座では、無料かつ簡単な操作感で、
3D制作初心者でも始めやすい
「Blender」を使って、ハイクオリティなVFXを
完成させるノウハウをお教えします。
まずは、VFXとはどのような
映像のことを指すのか、
涌井嶺の作品を紹介しながら解説。
また、VFX制作のワークフローに加え
3DCGを作る工程を説明し、
Blenderの基本操作も習得していきます。
今回は、3つの課題作品を段階別に制作。
まずは、背景写真を元に建物をモデリングし、
リアルに見せるマテリアルのつけ方や
ライトの使い方を集中して学びます。
次に、実際の映像にCGオブジェクトを
合成する方法を学ぶことで、
リアルなVFX映像制作の基礎を抑えます。
最後に、グリーンバックを背景に
撮影した映像と、3Dで制作した背景を
合成する方法を学ぶことで、
VFXに欠かせないスキルを
習得することができます。
また、グリーンバックで撮影する際の
注意点や背景の作り方、
そして涌井嶺の強みである、
「人物とCGを違和感なく馴染ませるコツ」
についても細かく解説します。
BlenderのVFXに必要な機能を集中的に活用して
リアル感溢れる作品を制作するノウハウを
Colosoで体験してください!
実写とCGが調和する世界観で
多方面から評価を得る
涌井嶺のポートフォリオ
例題を通して
フォトリアルな3DCG制作方法を身に付け
VFX映像を完成させます
-
画像テクスチャからビルをモデリングビルのレイアウトとライティングカメラトラッキングの基礎
-
SF感のある空間のCG制作と実写と合成グリーンバック素材をキーイング・3D空間に配置実写と3DCGを馴染ませるコンポジット
-
課題1
簡易的な3Dレイアウトの制作課題2
実写映像にCGオブジェクトを合成課題3
グリーンバックの映像に背景を合成
涌井嶺
VFXアーティスト
こんにちは。
映像ディレクター・VFXアーティストとして
活動している涌井嶺です。
東京大学、同大学院を卒業し、
在学中は航空宇宙工学を学びました。
大学時代にバンドを組み、
MVを自主制作したのが映像制作のきっかけです。
4年程、実写MVやAfter Effectsを使った
2Dベースでのモーション作品を
手掛けていましたが、
2019年末、3DCGを使ったMVを
自身のバンドで制作すると決め、
独学でBlenderの勉強を始めました。
2021年春、制作期間1年半を経て、
人物以外を全て3DCGで制作した
実写合成MV「Everything Lost」を公開。
撮影以外の工程をすべて一人で
制作した本作が話題となり、
実写合成や3DCGなどを評価していただき、
それ以降CMや著名アーティストのMVで
VFXやディレクションを手がけています。
現在はVFXを使ったMVの
ディレクションチーム「VeAble」を立ち上げ、
すべてグリーンバックでの撮影でも
背景を3DCGで作ることで、
ロケーションを選ばない映像制作を
目指して活動しています。


涌井嶺
現) 映像ディレクター・VFXアーティスト
【経歴】
VFX-JAPANアワード2022「CM・プロモーションビデオ部門」優秀賞
映像作家100人2022 選出
【参加プロジェクト】
ずっと真夜中でいいのに。「猫リセット」MV(3DCG)
中島美嘉「Delusion」MV(VFX)
ミュージカル刀剣乱舞「問わず語り」「静寂の闘志」(Direction / VFX)
ゴールデンボンバー「キスミー」(VFX)
手越祐也「ARE U READY」(VFX)
など多数
この講座のポイント
VFXと3DCGの
基礎知識や
制作工程を解説
実写と3DCGを合成し、現実には撮れない映像を作り出すVFX映像の、制作工程や正しい手順を基礎から解説。「CGっぽさ」や「合成っぽさ」のないハイクオリティな作品を見据え、各工程で注意すべきポイントを涌井嶺の経験を基にお伝えします。

実写に負けない
リアリティある
3DCGを作る方法
実写映像と3DCGを合成する際、実写のリアリティに負けない3DCGを作るテクニックは必須です。モデリングはもちろん、マテリアル、テクスチャが人間の視覚に与える印象をコントロールし、単純な3Dモデルでもフォトリアルに見せるための方法を習得します。

リアルとバーチャルを
自然に馴染ませるコツ
リアルな世界で撮影した映像と3DCGを自然に合成するには、カメラワークや色味を合わせる作業など、「馴染ませる」テクニックが要求されます。Blenderでその工程を実践しながら、「合成っぽさ」のないVFXには何が必要なのかを学びます。

講座内容
下記のような内容を
学べます。
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VFXと3DCGの基礎知識VFXや3DCGの枠組みで登場する用語、リアルに見せるための考え方、ワークフローや作業方法など、基礎的な知識からしっかり解説していきます。
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VFXに必要なBlenderの機能を習得Blenderには数多くの機能があります。本講座では、VFXに必要な機能を体系的に学習していくことで、それぞれの機能の関係や応用力をより分かりやすく習得できます。
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実写と3DCGのカメラワークを
一致させるテクニック実写と3DCGを自然に合成するには、撮影時のカメラワークを3DCGのバーチャル空間上で再現する必要があります。一見難しく見えるテクニックですが、正しい知識に沿って正確にリアルとバーチャルを紐づける方法をお教えします。
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フォトリアルに見せるための
質感の付け方やライトの当て方同じ3DCGモデルでも、質感の付け方やライトの当て方によってリアルに見えるかどうか、大きく変わってきます。どのような要素がリアリティに結びついているのか、3Dモデルを作る工程を通して学びます。 -
実写と3DCGを馴染ませる
コンポジットただ実写とCGを重ねるのではなく、影の落ち方、色味などを実写と合わせる「コンポジット」の作業を通して、グリーンバックの撮影でも、本当にCGのロケーションで撮っているかのような説得力を映像に持たせる方法を公開します。 -
リッチな画作りのための考え方リアルなだけでなく、かっこいい映像を作るための考え方や、VFXを使うからこそできる映像の面白さを引き出す画作りのコツなど、さらなるスキルアップに役立つ様々なノウハウをお伝えします。
カリキュラム
カリキュラム内容の
ご紹介
SECTION 02. VFXと3DCGの基礎知識
02. VFXの各工程
- VFXのワークフローと各工程での作業説明
- トラッキング、キーイング、3DCG、レンダリング、コンポジット等
SECTION 04. 簡易的な3Dレイアウトの制作
06. 写真からモデリング①
- 写真をもとに建物をモデリング
- UVの基礎
インタビュー
VFXアーティスト
涌井嶺が
お話したいこと

該当の分野を勉強している方が一番難しく感じている点と、この講座を通してその点をどの様に解決できるでしょうか?
3DCGというとモデリングやテクスチャなどの工程のイメージが強く、そのあたりの作業に苦手意識を持っている方は多いかもしれません。しかし、リアルで素敵なシーンを作るためには、3Dモデルの細かい作り込みよりも、ライティングなどいくつかのポイントをおさえるほうが重要であることがしばしばです。本講座ではVFXの面白さを通して、リアルなCGを作る上で最低限必要なスキルを学んでいくことができます。
3DCGを勉強するきっかけを教えてください。
数年間、自分のバンドの実写MVをディレクション・編集していましたが、3DCGを学んだことはありませんでした。しかし、もともとゲームが好きで、特にグラフィックのいいゲームでリアルなバーチャル空間を歩き回るのが好きだったので、3DCGへの憧れはずっと持っていました。そんな中、自分のバンドのMVを壮大なテーマで撮ろう、という話になった時に、3DCGを使って作ってみよう、と思い立ったのがきっかけです。
3DCGを表現するにあたって、大切なポイントは何になりますか?
映像で用いる3DCGは、ある程度見せる画角が決まっているので、どこまでしっかり作りこむか・逆にどこまでは手を抜いていいか、という判断が大切になってきます。例えば、遠景の街はすべて3DCGで作りこもうとするよりも、街の写真をそのままどんと置いてしまったほうが結果的にリアルに見えることもあります。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
無料の3DCG制作ソフト「Blender」の登場によって、3DCGのハードルは一気に低くなったと感じており、自分も「無料だから」という理由でBlenderを使い始めた一人です。その中でも実写合成のVFXという分野は、撮影というハードルがある上、フルCGと比べてマニアックなテクニックが要求される部分でもあります。しかし、一度実写合成の面白さに気づくと、グリーンバックの奥の世界を自由にデザインできる無限の可能性にわくわくしたり、VFXだからこその体験がたくさん生まれるはずです。
本講座ではグリーンバックの撮影データも配布しますので、誰でもその面白さを感じることができます。VFXをより身近に感じることで、街の中を歩いている時でさえも新しい視点を持って現実世界に接することができるので、その面白さをぜひ体験していただきたいです。
使用プログラムについてご案内します。
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Blender
※バージョンに関しては、3.1以降を推奨します。
[サブツール]
After Effects
※講座の一部でこちらのツールを使用しますが、Blenderのみでも講座の内容を完結できます。
※円滑な受講のため、バージョンは2019以上を推奨します。
