グラフィックデザイナー,髙田唯_타카다 カリキュラムの説明
「良いグラフィックデザイン」を
創り上げるための思考と方法

デザイナーとしても、教育者としても
多くの支持を得る
グラフィックデザイナーの髙田唯。
今回の講座は、デザインのスキル面より
広義の意味での「デザイン」について
総合的に学べるカリキュラムです。
まず、グラフィックデザインとは何なのか、
デザインを生み出す前段階の
デザインに対する感覚や
前提や姿勢などについて詳しく解説。
各Sectionごとに
様々な形態のデザインを見せながら
この講座のポイントである
デザインを通して社会と向き合う姿勢や、
反復による自身の感覚を鍛える方法、
思い込みを無くし柔軟性を身につける方法、
観察力を鍛える方法、
自分の特徴を掴む方法、
といった様々な側面への取り組み方や
方法を伝授します。
また、表面的なデザイン表現ではなく、
クライアントとの対話、
印刷所とのコミュニケーション、
自身の表現を通して
与えられた課題を表現に落とし込む際に、
どんなメッセージを込められるか、といった
表現の幅を広げるための柔軟性や、
様々なヒントをキャッチする感覚の
重要性を解説。
そして、自分の観察力を上げ、
自身の特徴を掴むために必要な努力など、
狭い意味で捉えるのではなく
広く捉え、学んでいくことで、
気づき、工夫できるようになる
「良いデザイン」を創り上げるための、
大切なポイントや方法を
髙田唯ならではの視点で読み解き、
お伝えします。
デザインについての
広く、深い「気づき」を得られる講座を
Colosoで体験してください!

講座情報
本数:20本の映像
難易度:初級・中級
無期限視聴

使用プログラム
メインツール
Adobe Illustrator
※バージョンはCC以上を推奨します

動画情報
オンラインVOD
オーディオ:日本語

講座特典
作品数:1点
- 講座内容のPDF
- Illustratorファイル
その他多数提供
国内のみならず海外でも
高い評価を得る
髙田唯のポートフォリオ
自らの感覚や観察力を鍛えられるように
例題に沿って、幅広く
「良いデザイン」について学んでいきます
-
名刺を作る
-
チラシを集める
-
嫌いな色で色面構成
-
スポーツ新聞のトリミング
-
工場・加工現場に見学に行く
-
そもそもあなたは何が好き?
髙田唯
グラフィックデザイナー
こんにちは、
グラフィックデザイナーの髙田唯です。
広告・パッケージ・ロゴ・
WEBサイト・書籍等のデザインを中心に、
グラフィックデザインを行なっています。
日本をベースに、近年は中国や台湾等
アジアでの個展や仕事が増えてきており、
スイスやフランス等の
デザイナー・アーティストとの交流も
積極的に行っています。
世界のデザインの文脈も感じながら、
今何が求められているのか、
人は何に注目をしているのかを観察・思考し、
一歩先の、まだ誰も見たことのない
デザインを生み出せないか、
日々表現に向き合っています。
この10年は大学でも教鞭をとり、
学生達と共に、身体を使いながら
デザインを色々な角度で捕まえていくような
試みを続けています。
今回のカリキュラムでは、
学生時代のエピソードから、
これまでの自身のデザインへの
向き合い方(前提・姿勢)も交えながら、
デザインに携わることの
責任についてもお伝えし、
ソフトの使い方やデザインノウハウの前の、
デザインに向き合う力を
育てる内容をお届けしたいと思います。
気づく力と思考の柔軟性があれば、
デザインの力はグンと拡がると思っています。
簡単に取り組める課題を
ふんだんに用意したので、
ぜひ日々繰り返して
向き合っていただけたら嬉しいです。


髙田唯
現) グラフィックデザイナー
【経歴】
株式会社Allright取締役
東京造形大学教授。JAGDA会員・AGI会員
2007年活版印刷部門「Allright Printing」を発足
2006年デザイン部門「Allright Graphics」
桑沢デザイン研究所卒業
1980年東京生まれ
【受賞】
2022年 JAGDA賞
2020年 TDC賞
2019年 ADC賞
2015年 日本パッケージデザイン大賞金賞・桑沢賞
2011年 JAGDA新人賞
【展覧会】
2023年 『多多点点』台湾(台中)
2022 年『你你我我』台湾(台中)・『CHAOTIC ORDER』(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
2019年 『一日一花』北京
2018年 『色色形形』台湾(台中)・『潜水グラフィック』上海
2017年 『遊泳グラフィック』(クリエイションギャラリーG8)
この講座のポイント
デザインの質を上げるために
向き合う際に意識するポイント
クライアントとの対話や、与えられた課題を表現に落とし込む際に、自身の表現を通してどんなメッセージを込められるか、といった「デザインの前後」まで幅広く捉える力を鍛えます。また、デザインは社会活動でもあり、時に大きな影響やムーブメントを生み出してしまう、といった観点から、その責任や、チームで動く意味などの、「向き合う姿勢」についても考えを深めていきます。

反復トレーニングをするコツとその重要性への理解
日々変化していく環境や自分の体調も感じながら、その変化をも表現の中に生かしていく「柔軟性」が重要だと考える、髙田唯。続けること、続ける中での違いを感じること、その「差異」を知る力によって表現の幅が広がる、という髙田唯ならではの考えに沿って、その幅を習得するために、トレーニングを重ねていくコツをお伝えします。

感覚を鍛え自分の特徴を掴み、
創作活動に生かしていくノウハウ
反復トレーニングを続けることは、自分がいいと思える世界への理解や、やりたいこと、やるべきことが見えてくることへつながります。さらにその点を深掘りしたり、あえて離れてみることで、初めて、方向性が「選べる」ようになる感覚を体験することができます。

講座内容
下記のような内容を
学べます。
-
デザインを通して社会と向き合うデザイナーの目で社会を見つめ、発想力や表現力を使って社会に変化をもたらす意味を考え、デザインを通して社会と向き合う姿勢についてお話しします。
-
反復により自身の感覚を養う変化する日々の中でも同じ動作を繰り返すことで、微細な違いがわかるようになることは、大胆な表現にもつながります。例題などを通して、微細な自分の感覚の変化をキャッチする力を養います。
-
気づきの視点を増やしていく普段の生活の中でも、多くの視点を持ち注意深く観察することで、気づきのバリエーションを増やす力をつけるノウハウをお教えします。
-
思い込みを無くし、柔軟性を身につける思い込みは、アイデアの幅を狭めてしまう原因の一つ。凝り固まってしまっている思考力をほぐし、アイデアの幅を増やすことを目指します。
-
観察力を鍛える頭の中だけで考えるのではなく、日常の中からもデザインやアイデアのヒントを見つけられる「目」を鍛えます。
-
自分の特徴を掴む自分の得意なこと、不得意なことを明らかにすることで、能力を発揮したり、反対に周囲の助けが必要なポイントを掴んでいくプロセスを実践します。
一回の購入で、期限の制限なく視聴することができます。
毎週金曜日の18時、販売価格が上がります。
もうすぐ販売価格が上がる予定です。
今すぐご購入ください!

カリキュラム
カリキュラム内容の
ご紹介
SECTION 01. 自己紹介
01. 自己紹介とカリキュラムの説明(オリエン)
- 普段なにをやっている人か
- どういう作品を作っているのか
- この授業では何を目的にしているのか
02. デザインの芽生え
- 学生時代の話
- 専門学生の時代の実験的取り組み
- グループ展の告知デザイン解説
- チラシ収集との裏面の話
- 約物に注目する
SECTION 02. 印刷加工
03. 印刷加工①
- 印刷や加工の立会いをすることでわかる基本的な知識(紙のこと・インクのことなど)がデザインをする上で非常に大切な理由
04. 印刷加工②
- 制限が工夫や新しいアイデアを生む
- 制限を楽しめるようになるための知識を現場で蓄えるための体験について
SECTION 03. 広告
05. 広告①
- 情報を著しく減らした広告
- 作家と呼応する広告
06. 広告②
- 時代に沿った広告
- 文字だけの広告
SECTION 04. ブック
07. ブック①
- ブック制作の裏側①
08. ブック②
- ブック制作の裏側②
SECTION 05. 骨格と輪郭(ブランディング)
09. 骨格と輪郭①
- ルールを作ることで自由度を上げる世界観作りについて
10. 骨格と輪郭②
- 世界観を持たせない世界観作りについて
SECTION 06. ロゴ/シンボル
11. ロゴ/シンボル/キービジュアル①
- 依頼の新しい入り方・思い通りにならない流れをどう受け止め一緒に変化し楽しむか
- 無意識の固定概念を徹底的に洗い出し見直すこと、捉え直すことを妥協しないという挑戦について
12. ロゴ/シンボル/キービジュアル②
- 計算しすぎないこと、委ねるという余白について
- シンボルの捉え方、使いやすくないロゴにより深まるコミュニケーションやお互いの思考の交換の重要性について
SECTION 07. 実践
13. 実践_可能性を探る
- 名刺制作
SECTION 08. チームワーク(コラボレーション)
14. チームワーク_内部
- イベントの企画をチームで考える(印刷のいろはFESTA)
- 自社で運営している活版印刷をどのように普及させてきたか(Allright Printing)
- Allrightのチームワークについて
15. チームワーク_外部
- イラストレーター、カメラマン、詩人、編集者等の外部の技術者との取り組みについて
SECTION 09. 観察
16. 観察
- 東京造形大学高田ゼミナールでの取り組みを紹介
17. 嫌いな色を探しましょう
- 色面構成のデモンストレーション
18. 街中のグラフィック
- 街中のグラフィックを見てみる
SECTION 10. 個人制作
19. 個人制作
- Instagramの作品について
- 続けることの大切さについて
SECTION 11. 関連させる
20. 状況、場、現在と未来
- まとめの話
- デザインが社会にもたらす影響
- 自分が今いる状況、境遇、全てを活かすために日々心がけていること
*10講までの講座動画は2023年6月15日に公開予定です。11講以降は6月30日公開を予定しており、公開日程及び講座内容は事前に予告なく変更される可能性がございます。予めご了承ください。
インタビュー
グラフィックデザイナー
髙田唯が
お話したいこと

該当の分野を勉強している方が一番難しく感じている点と、この講座を通してその点をどの様に解決できるでしょうか?
「デザイン=解決」というような事をよく耳にします。これからデザインを学ぼうという方たちはそれを聞いて、あたかも答えがあるものと誤解してしまいます。そしてデザインの参考書を読み、ルールを知り、誰かの出した方程式のようなもので固められてしまいます。しかし、それは実は少し危険なことで、つまらないことでもあります。本講座は少し別の角度から物事を捉えられるようになったり、思い込みに気づけるようになったり、本来の自分らしさを取り戻すきっかけになるような講座にできれば、と思っています。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
私自身、表現することと依頼内容に応じることの間で常に揺れ続けています。今もそれは解決したわけではありません。社会も変わり続けます。自分も変わり続けます。その変化の中で、いかにバランスをとるのか、あるいはあえてバランスを崩すのか、臨機応変に、愉快に対応していくことに注力しています。
講師さまがお考えになる、グラフィックデザイン・印刷分野の市場性、展望についてお話ください。
「デザイン」は飾ることや整えることという、狭い意味で捉えてほしくありません。もっと広く捉えると、学んでいくことで、気づけるようになる、工夫できるようになる、というご褒美があります。表面的な部分から、もう一層深いところに感性が働きかけるようになります。自分を、相手を、世界をふるわせることができるようになると感じます。それはつまり、特殊能力なんかじゃない、誰もが身につけるべき技能なのでは?と考えています。
グラフィックデザイン・印刷を表現するにあたって、大切なポイントは何になりますか?
まずは、知ろうとすることです。全ての出来事を、自分と、自分のデザイン表現と照らし合わせ、考え続けることです。また、デザインも印刷も歴史を知り、今の状況をなるべく把握し、未来に向けた行動をする。態度をとる。そして「自分にとっての美」を探し続けることです。良くしようとする行為にゴールはありません。変化を楽しみながら、デザインを日常化していきましょう。
使用プログラムについて
ご案内します。
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
Adobe Illustrator
※バージョンはCC以上を推奨します

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