現役メカデザイナーと学ぶ、アイデアを形にするロボットデザイン入門
講座詳細
こんにちは、メカニックデザイナーの倉持キョーリューです。独立後、『魔神創造伝ワタル』などのアニメから玩具、ゲームに至るまで多彩な領域でメカデザインを手掛けてきました。現場でのミスや成功体験を重ねてきたからこそ、描く際のリアルな悩みに寄り添えると考えています。
作業を進めるほど判断が増えて、「これでいいのかな」と手応えが見えなくなる不安に寄り添いながら、その解消方法をお伝えします。デザインに説得力を持たせるための考え方や、行き詰まったときに立て直すための具体的なコツをまとめました。少しずつでもアイデアを形にできる感覚をつかみながら、新しいロボットを生み出す楽しさをぜひ体験してみてください。
講師さまがお考えになる、メカデザイン分野の市場性、展望についてお話ください。
いまでは、日本のアニメが海外でも配信されることが当たり前になってきている印象があります。そうした流れの中で、メカデザインも以前より「日本のアニメの文法」として受け取られる場面が増えてきたように思います。実際、私自身も海外から「日本的なメカデザイン」を前提にした依頼をいただくことが少なくありません。日本のデザインの読み方や情報の配置、線の整理の仕方などの部分に期待されている感覚があります。展望としては、アニメに限らず、ゲームや玩具など表に出る機会が増えており、メカが必要になる場面も増えてきている印象です。
該当の分野を勉強している方、この講座を受講しようか悩んでいる方は、どういう部分を一番難しいと思っているでしょうか?本講義を通じて、そのような部分をどういう風に解決できるでしょうか?
一番つらいのは、ちゃんと考えているのに手が止まってしまう瞬間だと思います。頭の中ではイメージできているのに、描き始めると急にうまくいかなくなる。直そうとして手を入れるほど迷ってしまう。そういうところで悩む方が多い印象です。この講座では、そうなりにくい制作の進め方を最初から解説していきます。どこを見直せば立て直せるのかも一緒に扱うので、途中で迷っても戻りやすくなると思います。
メカデザインをする際、どの部分に一番力を入れていますか?また、それを表現するスキルにはどのようなものがありますか?
最初の段階で「何を見せるデザインなのか」を決め、形の芯を作ることを大事にしています。それと同じくらい意識しているのが、立体物として商品化が決まっている場合には、プロダクトとして成立しているかどうかです。平面の絵として気持ちよく見えても、実際に物にしたときに無理が出ないか。そうした点を、できるだけ早い段階から意識するよう心がけています。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
この講座を通して、メカデザインを少しでも身近に感じてもらえたらいいなと思っています。迷ったときに切り替えられる手札があるだけでも、前に進める感覚はだいぶ変わってくるはずです。これから挑戦してみたい人にも、いま悩みながら描いている人にも、この講座をきっかけに、もっと気楽に、楽しくチャレンジできるようになっていたら嬉しいです。

手を動かすということ
とにかく手を動かさなければデザインにはなりません。手を止めずに試行錯誤を重ねながら、成果物へと近づけていくための考え方と進め方を解説します。

クエストという概念
結果を出せば、必ず後悔も生まれます。その後悔を次に活かすために「クエスト」として整理し、次の挑戦へとつなげていく方法をお教えします。

意匠モチーフ
視線を惹きつけるアイポイントとしてのモチーフの扱い方と共感をうまく活かしてデザインへ落とし込む考え方をお伝えします。

ファンクションモチーフ
メカニックに内在する必然性のあるファンクション(機能・役割・作用)を適切にコントロールし、一目で理解できるデザインの構造を作り上げる考え方を紹介します。

ディティールアップ
迫力と満足感を保ちつつ、近年の高解像度な媒体に対応するための、メカニックとしての情報量を違和感なくアップデートする方法を解説します。

立体感
構造が誤解なく伝わることを意識しながら、メカニック特有のイラストでも、見る人に満足感を与える立体感を表現する方法をお伝えします。
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール]
- CLIP STUDIO PAINT
1. 自己紹介₋ 経緯について ₋ 社会人時代 ₋ 才能について「美大を出ていない人達へのメッセージ」
2. メカデザインとは?- メカデザインの種類 - 業界ごとに違う「評価軸」 - 知らないことへの向き合い方 - メカデザインの市場性
3. これまで何をどのように制作してきたか- 名前のある作品に関わること - 特撮ヒーローというジャンルの考え方 - ワタルで考えた「今の子供たち」の環境 - ガンダムというジャンルについて - 制作経験はクエストとして蓄積される
4. 何から手を付けていいかわからない方へ好みを探ろう₋ 手を動かせ! ₋ 描きたいものの明確化 ₋ どこまでがんばればいいのか ₋ そのための努力はなにか ₋ 人型を描くために最短で取り組むこと
5. 作業環境と左手デバイス₋ 左手デバイスのメリット - 設定方法
6. ゆる人体→箱ロボへ₋ 人とロボットの体型の違いを見り、バランスを知る ₋ 箱ロボット ₋ パース ₋ ゆるパースで基礎ロボの上から描く
7. 基礎ロボから描き切る₋ かっこよくなるパーツ ₋ メカっぽくなるコツ
8. 基礎ロボからのアレンジ₋ 体型の変化 ₋ バリエーション
9. 機能から考えるデザインとは?- デザインの発想のもととなるものの機能を考える - 設計 - アウトプット方法
10. 意匠モチーフ- モチーフを目を引くポイントとして引用する考え方
11. ファンクションモチーフ- モチーフの機能をデザインに落とし込む考え方
12. 倉持キョーリューのアイデア集- 「無個性に個性を加える」アプローチ - 身の回りのものをメカに変換するアイデア集
13. バイクのロボット化- 構想の練り方
14. ラフ- 構想メモからロボットデザインへの転換を考える
15. 線画- 立体感を意識しながらラフのイメージを残す清書
16. 色塗り₋ 配色について
17. 仕上げでディテールを増やす₋ デカール
18. 変形のバリエーションの考え方- 基本となる変形のパターンの解説
19. トイプロダクト向けのデザイン- 立体感 - コスト
20. 監修- 設定画や図面だけで伝わらないイメージの共有作業
21. 最後に₋ ラノベやおもちゃ屋などへの横展開 - なんでも屋の心構え
22. 昔描いたオリジナルロボットを今描き直すと?- 描き直すコツ
【経歴】 玩具デザイン事務所勤務後 フリーのメカデザイナーとして独立 スタジオGS株式会社の専務取締役も務める 【参加プロジェクト】 アニメ作品 『魔神創造伝ワタル』 魔神デザイン 『ガンダムブレイカーバトローグ』メカデザイン 『城郭合体オシロボッツ』メカデザイン ゲーム 『SDガンダム バトルアライアンス』メカデザイン 『機動戦士ガンダム UCエンゲージ』メカデザイン 『レイヤードストーリーズゼロ』ACTデザイン 『メダロットS』メカデザイン 『メダロットサバイバー』メカデザイン 『13s; the Land of Dragon War』キャラクターデザイン 『WIXOSS LAND -W.I.S.H. in-』ウィクロスロボデザイン 『学園舞闘のフォークロア』プロップデザイン 『未来戦姫スレイブニル』プロップデザイン 『クロバラノワルキューレ』プロップデザイン コミック&小説 『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』メカデザイン 『NG騎士 ラムネ&40EXIII』メカデザイン 『人狼機 ウィンヴルガ』メカデザイン 『マブラヴ オルタネイティブ』メカデザイン ホビー&TOY 『コードビースト ハンドレッドエッジ』メカデザイン 『フレームアームズ バルチャー』メカデザイン 『TENGAロボ』シリーズメカデザイン 『ねこぶそう』メカデザイン 『換装少女』メカデザイン 『エクシードモデル ザクヘッド』アレンジデザイン TVバラエティー 『おはスタ』マイティコウZデザイン 『ガリベンガーV』ガリベンガーV メカデザイン 劇場版作品 『TNGパトレイバー』マーキングデザイン
【経歴】 玩具デザイン事務所勤務後 フリーのメカデザイナーとして独立 スタジオGS株式会社の専務取締役も務める 【参加プロジェクト】 アニメ作品 『魔神創造伝ワタル』 魔神デザイン 『ガンダムブレイカーバトローグ』メカデザイン 『城郭合体オシロボッツ』メカデザイン ゲーム 『SDガンダム バトルアライアンス』メカデザイン 『機動戦士ガンダム UCエンゲージ』メカデザイン 『レイヤードストーリーズゼロ』ACTデザイン 『メダロットS』メカデザイン 『メダロットサバイバー』メカデザイン 『13s; the Land of Dragon War』キャラクターデザイン 『WIXOSS LAND -W.I.S.H. in-』ウィクロスロボデザイン 『学園舞闘のフォークロア』プロップデザイン 『未来戦姫スレイブニル』プロップデザイン 『クロバラノワルキューレ』プロップデザイン コミック&小説 『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』メカデザイン 『NG騎士 ラムネ&40EXIII』メカデザイン 『人狼機 ウィンヴルガ』メカデザイン 『マブラヴ オルタネイティブ』メカデザイン ホビー&TOY 『コードビースト ハンドレッドエッジ』メカデザイン 『フレームアームズ バルチャー』メカデザイン 『TENGAロボ』シリーズメカデザイン 『ねこぶそう』メカデザイン 『換装少女』メカデザイン 『エクシードモデル ザクヘッド』アレンジデザイン TVバラエティー 『おはスタ』マイティコウZデザイン 『ガリベンガーV』ガリベンガーV メカデザイン 劇場版作品 『TNGパトレイバー』マーキングデザイン