シンプルな線と構図で印象を残す、男性キャラクターの描き方
講座詳細

スケッチで掴む、人体の重心と流れ
スケッチを通じて、筋肉の細部ではなく「生命感のある動き」と「正しい重心」を瞬時に捉える練習方法を詳しく解説します。

男性らしい骨格のポイント
首まわりや肩幅と腰の比率など、男性特有の魅力を引き出す骨格のポイントを、男女の違いを比較しながら説明します。

色気を宿す「目元」の演出
描き込みすぎずに目力を出す方法や、眉と視線だけで「余裕さ」や「気怠さ」といった複雑な感情を表現するテクニックを実演します。

物語を語る「手元」
手は「第二の顔」です。物の持ち方や髪をかき上げる仕草など、性格や関係性がにじみ出るような繊細なパーツの描き方を深掘りします。

シンプルで強い「着彩」
色数を絞った配色や、黒ベタや斜線を活用した影の表現を解説します。複雑な塗り込みに頼らず、デザイン性の高い仕上げにするための工程を公開します。

「好き」を客観的に捉えるマインドセット
自分のフェチを整理し、それをイラストに生かすための考え方を言葉にしていきます。上手く描かなければという思い込みから離れ、描くことの楽しさをあらためて見つめ直します。
※上記の画像は講座に対する理解を深めるためのイメージです。
1. 自己紹介、この講座のゴール- 講師の自己紹介とイラストを描くようになった経緯 - 講座の全体像と習得目標の提示 - 自分の「好き(フェチ)」を詰め込んだイラストの描き方
2. この講座における「いい絵」とは- ラフなタッチが持つ魅力の解説 - 上手さよりも「フェチ」を優先する考え方 - あえて描かないことで想像力を掻き立てる表現
3. ドローイング- 短時間で流れと重心を掴むドローイング - 筋肉質に見せるための線の残し方 - 丸と四角と線だけで作る、バランスの崩れない土台作り - アタリから肉付けしていく(線画にする)までのステップ
4. 人体の比率について- 男性特有の肩幅や腰回りの比率 - 首や肩周りの黄金比 - 男女の骨格比率
5. 「生きた線」を描くコツ- のっぺりしない、強弱のある線の引き方 - 情報を減らす線と立体感を出す線の使い分け - 線をあえて繋げない「抜け感」の作り方
6. 顔のバランス- 顔のバランスについて - 複数の角度から見た顔のスケッチ - 角度による顎のラインや耳の位置の変化 - メガネと顔の自然なフィット感 (フレームの選び方、目との距離感、影の落とし方など)
7. 表情について- 目・眉・口の動きによる感情表現 - 喜怒哀楽の基本バリエーション - 「すまし顔・無表情」ニュアンスを含んだ複雑な表情の作り方
8. 髪の毛を描くコツ- 髪を「束」として捉える考え方 - つむじの流れと毛先の遊びの加え方 - 重すぎず軽すぎない、現代ファッションに合う「無造作ヘア」の作り方
9. 重心の置き方- 地面にしっかり立って見える「重心線」の考え方 - 棒立ちにならないポージングのコツ - キャラクターを地面に立たせる靴・スニーカーの簡略化
10. キャラクターの性格が出る「指先の仕草」- 性格や感情を伝える指先の演技 - 骨格の違いを意識した手の描き方 - モノの持ち方などの繊細な動きの表現
11. 手と小物を絡ませた演出- 視線を誘導するための小物使い - 手と小物を組み合わせた舞台装置としての演出
12. お洒落に見せる「服」と「シワ」の描き方- 身体のラインを拾いすぎない、現代的なダボっとしたシルエットの作り方 - 必要なシワだけを選ぶ「引き算」の作画 - 服の「重み」や「たるみ」を簡単な図形で捉えるコツ
13. 一人でも画面が持つ、空間の使いかた- ポージングと余白(ネガティブスペース)の活用 - 視線の先に余白を作り物語を感じさせる配置
14. 人物の距離感・絡み方- 物理的な距離で表現するキャラクターの関係性 - 肩が触れ合う距離や背中合わせなどの構図パターン
15. 構図の考え方- キャラ性にあうファッションについて - ファッション誌を意識したトリミング - 大胆なアングルで魅せる画面構成
16. 着彩はシンプルに- 色数を絞ったカラーパレットの作成 - 簡単な影の取り方 - 「黒ベタ」や「斜線」で影を表現するグラフィカルな着彩
17. 瞳の情報量は少ないまま目力を出す- シンプルかつ目力を出すための情報の取捨選択 - まつ毛や目尻の書き込みテクニック
18. 人物と小物にメリハリをつける- 視線を集めるポイント(シワ、小物、手)の書き込み - 表情などをあえて平面的に残すメリハリの付け方
19. 描き終わった後にやること- グラデーションマップやテクスチャ素材の活用 - 絵に味を出すための加筆・加工テクニック
20. 絵の楽しさについて- 解剖学的な正しさより「描く楽しさ」の優先 - 資料を用意することの重要性 - 自分のフェチを表現するマインドセット
当講座は、以下のツールを使用します。
[メインツール] CLIP STUDIO PAINT
こんにちは、イラストレーターのスガタです。書籍装画や『VISIONS 2026』への掲載など、幅広い制作に携わってきました。かつては描き込みすぎる不安を抱えていましたが、ファッション写真の視点を取り入れ、余白を活かして情報を削ぎ落とすことで、現在のスタイルを確立しています。
正しさへのプレッシャーにとらわれず、自身のこだわりを形にする楽しさをお届けします。線を削ぎ落とし、視線や指先の仕草といった男性特有の色気を引き出す技術を余すところなく解説します。解剖学に縛られない自由な思考で、見る人の視線を惹きつける一枚絵を描きましょう。
講師さまのみの強み、他の講義と違うポイントがあれば、どういう部分ですか?
「上手く描く」ことよりも「魅力的に伝える」ことに重きを置いています。正しい骨格やデッサンをあまり意識せず、ところどころリアルで、でもデフォルメで、といった自由な絵を描けるようになるための講座です。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
勉強が苦手で人体解剖学やデッサンがうまく理解できませんでした。でもスケッチなら正しくなくとも楽しくかけていたのでひたすら描き続けていました。雑誌モデルの模写や日常の風景などを暇をみつけてはずっと描いていました。今でも同じような練習を毎日しています。
イラストを制作する際、どの部分に一番力を入れていますか?また、それを表現するスキルにはどのようなものがありますか?
「キャラクターの体温や呼吸が感じられるか」です。それを表現するために、重心のラインや、ふとした瞬間の指先の動き、そして視線の先に何があるかを想像させる「余白」の取り方に最も心血を注いでいます。
受講生に向けてメッセージをお願いいたします。
納得の行くものが描けないと、絵の正しさばかりに意識を向けすぎて何も書けなくなる時期がすごく多かったので、そういった気持ちにとらわれず楽しく好きなものを描き続けれるようになるきっかけの講座として、少しでも上達の手助けになれば嬉しいです!
【経歴】 2024年よりフリーランスのイラストレーターとして活動中。 【参加プロジェクト】 - 『VISIONS 2026 ILLUSTRATORS BOOK』 掲載 - 『古川くんとニノ瀬さん 七草寮青春推理譚』 - 『あんさんぶるスターズ!!』10周年企画「#あんスタ100STEPS(椚章臣)」 - 『FR@GMENTS of THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS』「Pop Over Musashino(佐藤心)」 - 『360度アングル顔の描き分け』 - 『夜と跳ぶ』 など
【経歴】 2024年よりフリーランスのイラストレーターとして活動中。 【参加プロジェクト】 - 『VISIONS 2026 ILLUSTRATORS BOOK』 掲載 - 『古川くんとニノ瀬さん 七草寮青春推理譚』 - 『あんさんぶるスターズ!!』10周年企画「#あんスタ100STEPS(椚章臣)」 - 『FR@GMENTS of THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS』「Pop Over Musashino(佐藤心)」 - 『360度アングル顔の描き分け』 - 『夜と跳ぶ』 など