ライトノベル作家,木緒なち_키오 Details
トレーラー
ライトノベル作家, 木緒なち
今回の講座では、ライトノベルの設計図であり、心臓部とも言えるプロット制作について、アイデア出しからキャラクター設定を含んだ実務プロセスを学びます。
そして、 プロット制作において重要となるキャラクター作りや舞台設定について、シートを活用しながら学び、ストーリーの大枠や書式に沿ってあらすじを作成します。
プロット制作については、ストーリーのより詳細な設計図や、イベントとの関連性、裏切りの活用、喜怒哀楽など、より良いストーリーを作るためのコツを身に付けます。それだけでなく、作成時に注意すべき点や内容を充実させるためのポイントなど、ライトノベル小説を完成させるためのプロットの重要性についてお教えします。
おもしろいストーリーを作り上げていく木緒なちならではの制作プロセスを、Colosoで体験してください!
受講生全員に提供
木緒なちの講座だけの特典
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木緒なちの多様なプロット制作ノウハウを含む、講義動画25本を期間制限なしで受講可能 -
講座を通して1点のプロットを完成 -
あらすじ1点、プロット1点、キャラクターシート1点、舞台設定シート1点などのテキスト資料を提供
木緒なちのポートフォリオ
講座の例題
例題を通して学ぶ魅力的なストーリーを作るためのノウハウ
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ストーリー作りの基本と考え方 -
ジャンルとテーマの設定について -
キャラクターシート制作
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舞台設定 -
あらすじの設定 -
プロットの制作
木緒なち
ライトノベル作家
はじめまして、ライトノベル作家の木緒なちです。グラフィックに限らず、大阪芸術大学で映像を学び、その後グラフィックデザイナーとして広告やパッケージデザインの仕事をしながら、一方でシナリオライターや作家としての活動も続けてきました。
PCゲームの分野では、TVアニメ化やコミカライズされた作品もあり、ライトノベルでは、『ぼくたちのリメイク』が『このライトノベルがすごい!』にて新作ベスト10に入り、その後TVアニメ化を中心としてメディアミックス展開も果たしました。
今回の講座では、ライトノベルの執筆における「プロット」制作について、その発想から執筆までを取り上げました。これまで私は、PCゲームやソーシャルゲーム、TVアニメなど様々なジャンルの作品に関わってきました。それらの経験を踏まえて、「おもしろい」作品を作るにはどうしたらいいのかを、みなさんと共にひとつひとつ辿っていけたらいいなと思います。
この講座を通して、みなさんには「考えることの楽しさ」を体験していただき、それが作品作りに活かされるよう、お手伝いできればと考えています。

木緒なち
現) ライトノベル作家、グラフィックデザイナー
【経歴】
大阪芸術大学映像学科卒業後、グラフィックデザイナーとして活動し、26歳で独立。
2013年からライトノベルの執筆を始め、2017年発売の『ぼくたちのリメイク』が話題作となる。
同作、『ぼくたちのリメイク』が、宝島社『このライトノベルがすごい!』にて2018年版文庫部門6位、2019年版7位入賞
【主な執筆作】
2017-2023 『ぼくたちのリメイク』(イラスト:えれっと、KADOKAWA・MF文庫J)全12巻+スピンオフ3巻
2019 『すべては装丁内』(イラスト:三嶋くろね、ストレートエッジ・LINE文庫)全1巻
2012-2013 『妹は僕に手を出すなっ!』(イラスト:久坂宗次、SBクリエイティブ・GA文庫)全3巻
2013 『16:00の召喚魔法』(イラスト:refeia 、オーバーラップ・オーバーラップ文庫)全2巻
【参加作品】
2017-2023 きららファンタジア(スマートフォン専用)メインクエスト第1部 企画・シナリオ
2021 ぼくたちのリメイク(TVアニメ)シリーズ構成・脚本
2016 蒼の彼方のフォーリズム(TVアニメ)脚本
2014 蒼の彼方のフォーリズム(PC/swtch/PS4等)企画・シナリオ
2011 グリザイアの果実(PC/swtch/PlayStation Vita等)シナリオ
など多数
この講座のポイント
アイデアや思いつきを形にする力を習得
アイデアは、ただ思いついただけでは何にもなりません。マクロとミクロの両方の視野を持ち、形にし、組み立てていく力が必要となります。思いついたワードや発想を確認し、接着したり廃棄したりという一連の過程を通して、ストーリーの全体像を描いていく力を、具体例を用いながら身に付けていきます。
プロットの構築方法と改良方法
プロットはライトノベルの設計図です。後になって倒れてしまわないよう、完成図を考えながら書いていく力が必要となります。また、できあがったプロットを、さらに良くするにはどうしたらいいのか、を客観的に見るための「改良」の部分についても、時間をかけてしっかりと学びます。
キャラクターを生み出し、整形するスキル
キャラクターはストーリーと同じぐらいの重要度を持つ要素で、むしろこれを作れなければ、キャラクター小説であるライトノベルでの成功は難しいと考える木緒なち。そのため本講座では、キャラクター制作に時間をかけ、読者に愛してもらえるキャラクターとはどのようなものなのかを考え、それを自らの手で作り上げていく力を習得します。
講座内容
下記のような内容を学べます。
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基礎から学ぶプロットの作り方ストーリーの仕組みを学び、その設計図であるプロットの作り方を基礎からしっかり身に付けていきます。 -
ムダのないアイデア採取のコツネタ探しをする際に、系統だった理由を軸にしてインプットを行うことで、漫然とアイデアを採取しないようなコツをお教えします。 -
思いついたものを具体化する方法集めたネタやアイデアの中から、ストーリーのパーツとして活かす道を見つけ、イベントとしてプロットの中に組み込む方法を学びます。
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ストーリー を多面的な視点で理解するコツ世の中にある様々なものからストーリーの存在を知り、それらを理解することで、自分の作品にも活かせるようなスキルを身に付けます。 -
高い意識を持っておもしろさを追求する重要性できあがった物に満足せず、さらにより良いストーリーを目指して、工夫の仕方や整備の方法など、改良していく方法を習得します。 -
書くことを技能として認識するまでの過程ただなんとなく書いていた文章から、作品というものを意識し、人を楽しませるエンターテイメントのひとつである文章へと、思考と技能の両面から変革を行います。
- 無期限視聴
- 最安値
一回の購入で、期限の制限なく視聴することができます。
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カリキュラム
カリキュラム内容のご紹介
SECTION 01. ストーリーとは何か
01. 自己紹介/講座についての概要説明
- 自己紹介、過去の制作事例の紹介
- 各セクションごとの概要説明
- ストーリー作成においてプロットはなぜ必要なのか
02. ストーリーとは、プロットとはどういうものか
- ストーリーが世の中のあらゆるところで活用されている例の紹介
- ストーリーを作る上での重要な要素
- もしプロットを作らずにストーリーを作ろうとしたらどうなるのか
03. ストーリー作りの基本と、これからの考え方
- 起承転結、序破急といった古典的様式の解説
- 進化したストーリーの構成例
- 起承と転結に分けた上でのそれぞれの役割
SECTION 02. ストーリー作りのための準備
04. ネタ・アイデア集めの効率的なやり方
- 取材の重要性
- ネットの良さとリアルの良さを組み合わせよう
- ネタやアイデアの「置き換え」を最大活用しよう
- 見るだけではなくファイリングを意識的に行おう
05. 作品の読み方、インプットのコツについて
- 古典的名作は必ずしも触れなくても良い
- ただ見る・読むから脱却して、分析と研究の重要性を再確認しよう
- 対象となる賞の受賞作を読み、その上での発展を考える
06. 「人」と「場所」と「時間」からストーリーは生まれる
- 人、場所、時間のかけあわせでストーリーは作られるという原則
- 3要素のうち、1つを大きく変えることで生まれるおもしろさ
- 時間を知るために歴史を知ろう
SECTION 03. ジャンル・テーマの設定
07. 全体の構想、イメージを考える
- ライトノベルの描写の特徴について
- 誰のための「おもしろい」なのかを考えてみよう
- 構想段階でエンディングのトーンは決めておこう
08. 有名なジャンル、テーマのメリットとデメリット
- バトル要素はほぼすべての作品に共通するもの
- 恋愛、バトル、ホラー・サスペンスそれぞれのメリットとデメリット
- 設定に理解・知識が必要なものは覚悟の上で使おう
09. 共通言語、共通認識というポイント
- 生きていて当然知っている知識、常識をどう活用するのか
- 時代が違えば世界が違う、同じ世界なのに難しい設定の解説
- 感情、環境、常識、それぞれに由来する共通の認識とは
SECTION 04. プロットの作成(前編)
10. キャラクター作りの重要性について
- キャラクターシートの書き方について
- 魅力ある主人公、ヒロインなどキャラクターの作り方
- 作ってはいけないキャラクターや、制作上のヒント
11. 舞台設定でその後の書きやすさが決まる
- 舞台設定シートの書き方について
- 舞台を設定することの重要さを知ろう
- 実在の街をモデルにする際に得をするちょっとしたスキル
12. あらすじは無駄を省いてわかりやすく
- あらすじの書き方について
- 内容は明快に、何がしたいのかをしっかりと書こう
- 主要なもののみを書き、不要なものは書かない
SECTION 05. プロットの作成(後編)
13. エンディングから?成り行きから?2つの大きな方向性
- プロットの書き方について
- ストーリーを作る上での大きな2つの道
- イベントの作り方
14. イベントは常にキャラクターと共にある
- イベントは必ずキャラクターに影響を与えなくてはいけない
- 1つのイベントで複数の効果、変化を狙うようにしよう
- ポジティブなイベントに見えて実は…という裏切りの活用
15. ストーリー構成のための大切な要素たち
- 泣かせるための重要なポイントの説明
- 奪うために与える、そこに葛藤とストーリーが生まれる
- 宿命、失敗、爆発、盛り上がるための準備と発動とは
SECTION 06. 注意するポイントについて
16. プロットで行き詰まりがちな要因とその対策
- 中盤の展開がわからない、作れない際の対策
- キャラがかっこよくない、かわいくない、目立たない、その対策
- 漠然とおもしろくない場合の対策
17. キャラクターの動かし方と、ストーリーとの関連について
- 主人公の感情ラインを表にして、それを参考にストーリーを作る
- 行動の不一致から、イベントが発生する可能性
- サブキャラの利用でイベントの単調さを解決する
18. 自分だけがおもしろい話になっていないか
- 常識の範囲から逸脱していないか
- 思想、嗜好、メタなどで悪ノリしていないか
- 思わぬ所で引っかかる、読者を離れさせてしまうポイント
SECTION 07. さらに一段上のおもしろさを求めて
19. ストーリーの各パーツを入れ替え・挿入する
- 完成からのさらなる工夫の重要性を知る
- シーンの入れ替えは、動かないストーリーを躍動させる
- キャラクターのセリフが安穏とし過ぎていないか
20. メインキャラ、冒頭、クライマックス、オチのチェック
- ストーリーの根幹である4項目のチェック
- 主人公の性格、冒頭の入り方、クライマックス、オチの力の確認
- 足りないと感じたとき、そこに足すポイント
21. ストーリーの補強をするいくつかのポイント
- ストーリーが完成に近づいたところで、中盤の整備を行う
- 小さな伏線と回収、主人公の行動、ヒロインの魅力強化
- 場面を思い描きながら、プロットを読み返すことの重要性
SECTION 08. 執筆に至る前から執筆中の問題点など
22. 執筆時に失敗しないために知っておくこと
- 曖昧な表現でシーンを作らない
- 各章のラストで必ずやっておくべきこと
- プロットでの想定と文章量のギャップを知る
23. 執筆中に詰まった場合にすることは
- 書き出し、会話、バトルなど、詰まった場合の対応策を知る
- 場合によっては切ることも重要、カットを恐れない
- なぜ詰まったかはプロットが知っている
SECTION 09. よくある質問とその回答・まとめ
24. よくある質問とその回答
- モチベーションの上げ方、プロットの重要性など
- メディア展開や「おもしろさ」の定義について
- プロの作家はどう対応しているのか
25. 講義のまとめ(全体のおさらい)
- 9つのセクションを振り返り、そのポイントを再度解説
- 特に引っかかりそうな部分について、改めて要点を説明
- 作品を作りたい、作家になりたい人への話
インタビュー
ライトノベル作家
木緒なちが
お話ししたいこと
該当の分野を勉強している方が持っている悩みを、本講座を通じてどのように解決できるでしょうか?
誰でも文章は書けるのに、ストーリーを書くとなるとその難易度は急に上がります。それには、ただ漫然と書くだけではできあがらないセオリー、ルールが存在するからです。解説サイトなどで何となく知った気になるだけではなく、そこから一歩踏み込んで、「では、実際にどう作るか」をプロット制作という設計図作りから体験することで、ストーリーはこう作るんだ、という学びに繋げます。
ライトノベルの勉強を始めたきっかけを教えてください。
自分もかつては、しっかりとしたプロットも作らず、いきなり書き始めて何となく形にする、ということをしていました。しかしそれでは、形になる以上のものは望めず、売上も評価も芳しくありませんでした。そこで、三作目となった『ぼくたちのリメイク』からは、事前の準備を入念に行い、プロットを精査し、キャラを練り込んで執筆に入りました。結果、自身の満足度も評価もきちんと上がり、こうした下準備はとても大切なことなのだと思い知りました。それ以来、個人的にもストーリー作りの勉強や理論などを学んでいます。
講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?
古くからの理論やルールなどは、そのまま持ち出すには古くさく、また当時の流行りに合わせているところもあって使いこなすのが困難でした。それを自分の中で咀嚼し、今の創作に利用できる物として構築することが、とても難しいように思います。また、それらを知るために、話題作をたくさん読んだり観たりし、自分なりに分析し研究しながらノートを作りました。そのクセが、今になって生きているように感じます。
講師さまがお考えになる、ライトノベル分野においての市場性、展望についてお話ください。
紙の本が次第に数字を落とし、マンガの隆盛もあって、文章媒体は厳しいという話をよく耳にします。しかし、デバイスの解像度が昔に比べて飛躍的に上がり、スマホでラノベを読むというスタイルもめずらしくなくなりました。そして今も、ライトノベルやライト文芸原作のアニメが数多くあるように、ストーリーや世界設定の根幹はラノベにあり、とされているように感じます。ですので、その基本となるストーリーを学ぶことは、たとえばソーシャルゲームやマンガ原作といった、近しい仕事をする際にも役立つはずです。
